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Wild Blue Yonder/meteorなど新SPケーブルが登場

AudioQuestアジア担当マネージャーが語る「この新製品に注目!」

公開日 2009/02/20 10:31 Phile-web編集部
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アジア地域セールス・マネージャーのスティーブ・シェード氏
音声ケーブルから映像ケーブルまで、幅広い製品ラインナップと確かな性能で多くのAV/オーディオファンの信頼を得ている米AudioQuest(オーディオクエスト)。同社アジア地域のセールス・マネージャーを務めるスティーブ・シェード氏が来社し、新製品を紹介してくれた。

まず紹介してくれたのは、S-PDIF、AES/EBU、USB、インターコネクトなど幅広い種類のケーブルから構成される“Wild”シリーズのオーディオーケーブル「Wild Blue Yonder」。こちらは米国では4,200ドル(ペア・1m)で販売中。日本でも3月末から4月頃発売される見込みだ。

「Wild Blue Yonder」とは「遠く離れた広大な場所」という意味。同社SKYシリーズとWEL Signatureの中間製品という位置付けだ。コネクター部は銅削りだしで、WEL Signatureのものより一回り小さい。ケーブルには銀の導体を使用しており、5層の防ノイズ構造を取っている。

“Wild”シリーズのオーディオケーブル「Wild Blue Yonder」

「Wild Blue Yonder」のブレード

次に紹介してくれたのは「meteor」(流星)という名前のスピーカーケーブル。こちらは日本でも3月25日より販売される。米での販売価格は3,090ドル(ペア)。導体に銀と銅をミックスさせた「パーフェクトサーフェスカッパー」を用いている。シェード氏は「(メテオは)ハイエンドスピーカーケーブルである『K2』に近い性能を持っている、コストパフォーマンスの高い製品」と自信を覗かせた。

スピーカーケーブル meteor

同じくスピーカーケーブルの「Type-4」には、配線に便利なフラット版(2.25ドル/1m)も新登場。「アメリカではフラットで壁をうまく這わせられるこういったケーブルはニーズがある」とのこと。また、「ロケット33/44」は価格据え置きでPVC仕上げからブレード仕上げになった。

また、HDMIシリーズは、偽造製品防止の意味も込めデザインをマイナーチェンジ。コネクター部のモデル名(1/3/A/Gなど)の部分をプラスチック埋め込み方式にし、手の込んだ作りとしている。HDMIケーブルながら、同社の銀コーティングノウハウなどを活かし音声ケーブルとしての性能も高く、「特に『HDMI-3』は映像・音ともに優れたケーブルとして非常にメディアにて高く評価されている」(シェード氏)とのこと。幅広いラインナップでより良い再生音を強力に支援するオーディオクエストの新製品に、今年も期待したい。

デザインをマイナーチェンジしたHDMIケーブル。音質も好評だという

コネクタ部のモデル名が赤いプラスチックを埋め込む方式になった

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