その想いは愛か狂気か? 高良健吾演じるストーカーが盗撮・盗聴・自宅侵入を繰り返すR-18作品
ミヤザキタケルサブスクで映画を観ることが当たり前となりつつある昨今、その豊富な作品数故に、一体何を観たら良いのか分からない。そんな風に感じたことが、あなたにもありませんか。本コラムでは、映画アドバイザーとして活躍するミヤザキタケルが水先案内人となり、選りすぐりの一本をあなたにお届け。今回は2019年公開の『アンダー・ユア・ベッド』をご紹介します!
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『アンダー・ユア・ベッド』
(配信:U-NEXT)
発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング
(C)2019映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
大石圭原作の同名小説を高良健吾主演で映画化。他者との関わりを持たず、誰からも名前を呼ばれることのない孤独な青年・三井(高良健吾)。11年前、学生時代に唯一自分の名前を呼んでくれた女性・千尋(西川可奈子)のことを忘れられない三井は、彼女の居場所を突き止めストーカー行為に手を染めていくのだが……。
監視、盗撮、盗聴、自宅侵入。三井が行う犯罪の数々を肯定できる人はきっといない。しかし、彼が抱える苦悩や孤独に理解が及んだり、歩み寄ることならきっとできてしまう。だからこそ、この歪な物語の中へと入り込むことが可能となる。純粋過ぎるが故に繊細で、壊れやすいその心は容易く狂気を帯びてしまう。
だが、11年振りに目の当たりにした千尋と、彼女が過ごす劣悪な環境、自身に勝るとも劣らない狂気を目の当たりにしたことで、冷静さを取り戻していく三井。彼が行き着く果てにあなたを何を感じることになるでしょう?本作が刺さったという方は、同名タイトルで再映画化された韓国映画版も是非チェックしてみてください。
※本作はR18+作品及び、フラッシュバックに繋がり得る性暴力シーンがあるため、ご鑑賞前にご確認ください。
(C)2019映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
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| ミヤザキタケル 1986年生まれ、長野県出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。 宝島社sweetでの連載をはじめ、WEB、雑誌、ラジオなどで、心から推すことのできる映画を紹介。そのほか、イベント登壇、MC、映画祭審査員、BRUTUS「30 人のシネマコンシェルジュ」など、幅広く活動中。 |
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