トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2022/07/20 16:09
コプロセッサを除いた「W5 Gen 1」も同時発表

クアルコム、ウェアラブル向けSoC「Snapdragon W5+ Gen1」。4nmプロセスで電力50%削減【Gadget Gate】

山本竜也
Qualcommは7月19日(現地時間)、次期ウェアラブル向けプロセッサとなる「Snapdragon W5 Gen 1」「Snapdragon W5+ Gen 1」を発表した。ウェアラブル向け製品としては、2020年6月に発表された「Snapdragon Wear 4100/4100+」以来、2年ぶりの新製品となる。

Image:Qualcomm

フラッグシップとなるW5+ Gen 1は、前モデルのWear 4100+と同じくCortex-A53コアを搭載するが、GPUはAdreno702にアップグレード。また、12nmプロセスから4nmプロセスに移行した。

コプロセッサは28nmから22nmとなり、Cortex-M55アーキテクチャを採用。これまでメインのSoCでしか利用できなかった、BluetoothやWi-Fiの常時接続が、コプロセッサでも利用可能となっている。

なおW5 Gen 1は、W5+ Gen 1からコプロセッサを省いたもので、子供向けや医療向けなど、用途を限定したウェアラブル製品での利用が想定されている。


Image:Qualcomm
これらのアップグレードにより、W5+ Gen 1は、前モデルWear 4100+と比べて消費電力を50%削減。パフォーマンスも2倍に向上するとしている。フットプリントも30%小さくなっており、大型なものが多かったWear OS搭載スマートウォッチでも、より小さく薄型のモデルが期待できそうだ。

Snapdragon W5+ Gen 1を搭載するスマートウォッチとしては、Mobvoiが新しいTicWatchを今秋に発売予定。またW5 Gen 1では、OPPOが「OPPO Watch 3」シリーズを8月に計画しているとのことだ。

Source: Qualcomm


テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」のオリジナル記事を読む

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 オートバックス、初のカーオーディオ特化型店舗「オートバックス オーディオテーラー」を千葉にオープン
2 マランツ「LINK 10n」が持つ唯一無二のポテンシャルを体験。注目ストリーミングプリアンプを聴く!
3 SOUND WARRIOR、“メイド・イン・ジャパン” にこだわった卓上USB-DAC/アンプ「SWD-BA30」
4 サブウーファー4基! ド迫力のイマーシブサウンドが楽しめる防音シアタールーム
5 Aura「LCC 1」はヘッドホンアンプも超一流!ハイエンドヘッドホンで徹底クオリティレビュー
6 他社製品もOK。Ankerがモバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンの回収実証実験
7 アナログ録音の極致へ。新鋭レーベル「Analog Tone Factory」が贈る至高のジャズ・アナログ盤4タイトルが同時ラインナップ
8 BUTTONS、AI搭載のながら聴きイヤホン「BUTTONS CLIP」に新色 “Cream White”
9 Noble Audio、9ドライバー/クアッドブリッドの最上位イヤホン「Kronos」
10 ChatGPTからApple Musicのプレイリスト作成など各種操作が可能に。公式アプリが登場
12/22 10:01 更新

WEB