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ソニーINZONE、有機ELゲーミングモニター「M10S II」と開放型ゲーミングヘッドセット「H6 Air」
編集部:太田良司加えて、ゲーミング完全ワイヤレスイヤホン「INZONE Buds」など4モデルに新たなカラーバリエーションを追加。さらに、既存モデルのキー配列を日本語配列に変更したゲーミングキーボード「KBD-H75(JIS配列)」も発売する。
カラーバリエーションを追加する4モデルと、ゲーミングキーボードも4月24日に発売。それぞれのラインナップと、税込の予想実売価格は以下の通り。
■新製品
・有機ELゲーミングモニター「INZONE M10S II」:175,000円前後
・背面開放型ゲーミングヘッドセット「INZONE H6 Air」:28,000円前後
■カラーバリエーション追加
・ワイヤレスゲーミングイヤホン「INZONE Buds」:30,000円前後
・ゲーミングマウス「INZONE Mouse-A」:25,000円前後
・ゲーミングマウスパッド
「INZONE Mat-F」:11,000円前後
「INZONE Mat-D」:6,500円前後
■日本語配列追加
・ゲーミングキーボード「INZONE KBD-H75」:40,000円前後
有機ELゲーミングモニター「INZONE M10S II」
INZONE M10S IIは、従来モデル「M10S」をベースに、スペックや機能を強化した有機ELゲーミングモニター。“勝利のため” を掲げるINZONEブランドとして、デバイスの進化を続けて前モデルから2年と間を空けずに大幅なパワーアップを遂げたとアピールしている。
27型の有機ELパネルを搭載し、リフレッシュレート540Hz、応答速度0.02ms、輝度・色域向上と、性能をM10Sよりも底上げ。また、有機ELの弱点とされる、急激なフレームレートの上下で画面がちらつく現象を排除するという「アンチVRRフリッカー」を採用した。
大会などのステージで強い照明が当たっても映り込みを少なくする「スーパーアンチグレアフィルム」も新採用。さらに、付属スタンドのチルト角も10度増えるなど、物理的な面でもアップデートされている。
また、解像度を720pに落とすことでリフレッシュレートを720Hzにする「Dual Mode HD720Hz」モードを新たに搭載。フレーム間に黒フレームを挿入して知覚されるモーションブラーを減らす機能も備える。
また、表示領域をボトム付近に下げて本番さながらの目線の近さに調整可能できる24.5インチモードを従来から改良。
前モデルでは、特定のゲームにおいてはゲーム内の解像度を1920x1080と選択しても、ゲーム側の仕様により実際には1920x1080で出力はされておらず、スケーリングされた映像が表示されていた。
これに対し今回は、24.5インチモードの解像度を1920x1080と選択すると、1080p出力が可能に。これによって、大会本番環境の映像再現力アップや、GPU負荷軽減に寄与するとしている。
さらに eスポーツのプロが最適化したプロファイルの配布も予定。今までTNパネルで競技していた人向けのTN発色を再現するモードなど、INZONE M10S IIへ移行しても負担が少なくなるよう配慮されている。
背面開放型ゲーミングヘッドセット「INZONE H6 Air」
INZONE H6 Airは、ハウジングを音響的に塞がない構造を採用した有線タイプの背面開放型ゲーミングヘッドセット。ソニーブランドのスタジオモニターヘッドホン「MDR-MV1」のドライバーユニットを本モデル用に最適化して搭載した。
同社の調査によると、MDR-MV1をゲーム用として使用しているユーザーが多く、H6 Air開発のヒントになったとのことだ。
FPSなどの競技で勝利を目指すなら先行して展開している密閉型の「INZONE H9 II」を、重厚なRPGやアドベンチャーでゲームの世界観に浸るなら本機INZONE H6 Airをオススメすると同社は説明。ラインナップにバリエーションの幅を持たせることで、すべてのゲーマーに最高のゲーム体験の提供を目指したという。
INZONE H6 Airでは、40mmドライバーユニット背面に直結したダクトを備える構造により、前後の空気の流れを最適に制御。これによって空間共鳴を抑え、原音に忠実かつ自然で豊かな低音域の再生を実現すると同社は説明している。
PlayStation Studios所属のサウンドデザイナーと共同開発したEQプリセット「RPG/Adventure」を搭載。また、ゲーム向けに最適化された立体音響技術「360 Spatial Sound for Gaming」に対応する。背面開放型の音響構造との組み合わせにより、まるでゲームの世界に入り込んだかのような没入体験をもたらすとのこと。
本体質量はマイクとケーブルを除いて約199gと、INZONEのヘッドバンド型ゲーミングヘッドセットにおいて史上最軽量。また、プロeスポーツチームFnaticと共同開発したINZONE H9 IIのバンドデザインを継承し、頭頂部のワイヤーバンドやサスペンダー構造を採用した。
加えて、独自構造のスプリングヒンジなども採用。重力をバンド全体に均等に分散するこで、頭部への負担を低減して長時間のゲームプレイをサポートするとしている。
ハウジングにはアルミニウム素材を取り入れ、多数の孔を規則的に配置したグラデーショナルホールデザインを施している。
マイクには単一指向性の高品質なブームマイクを装備しており、使用しない時は本体から取り外しが可能。背面開放型の恩恵として、サイドトーンに頼らずプレイ中でも遅延なく自身の声を把握できるという。
PCやコンソール機器との有線接続にも対応し、3.5mmオーディオケーブルに加えて、USB-Cオーディオボックスが付属する。
オーディオボックスを使ってPCと接続し、ソフトウェア「INZONE Hub」を利用することで各種設定が行える。専用イコライザーの適用やハードウェア操作の調整など、多様なカスタマイズが可能となっている。
カラーバリエーション追加
完全ワイヤレスイヤホン「INZONE Buds」には、新色としてグラスパープルを追加。そしてゲーミングマウス「INZONE Mouse-A」およびマウスパッド2種には、プロチームFnaticを象徴するカラーの専用デザインモデルが登場する。いずれも商品の仕様に関しては従来カラーモデルと共通。
INZONE Budsは、既存色のホワイトとブラックに加えて、新色グラスパープルにより、計3色のラインナップに。グラスパープルにはスケルトンデザインが採用され、2.4GHz通信を実現するUSB Type-C接続の専用ドングル(トランスミッター)も新色仕様になっている。
前述のとおりカラー以外のスペックは既存色モデルと同様で、ドライバーユニットには8.4mmダイナミック型「ダイナミックドライバーX」を搭載。振動板は、中央のドーム部に軽量高剛性の素材を、周辺のエッジ部に柔らかい素材を組み合わせており、これによって迫力のある爆発音から微細な足音まで再現できるとしている。
そして、ゲーミングマウス「INZONE Mouse-A」にはオレンジ、ゲーミングマウスパッド「INZONE Mat-D」にはブラックオレンジ、「INZONE Mat-F」にはグラフィカルブラックオレンジをそれぞれ新色として追加。
INZONE Mat-DはFnatic公式グッズにも使用されるグラデーションカラーを採用し、INZONE Mat-FはFPSゲーム『VALORANT』内のFnaticスキンで登場したキャラクターデザインがあしらわれている。
ゲーミングキーボード「KBD-H75(JIS配列)」
ゲーミングキーボード「KBD-H75(US)」の発売時に予告していた日本語配列版が登場。レイアウトは一般的な日本語配列と同じ。US版との主な違いは、Enterキーの形状、かなキーの有無、全角/半角切り替えキーの有無となっている。基本的な仕様は共通。
KBD-H75は、FPSのプレイを想定して反応速度や使用感を追求したというゲーミングキーボード。
8,000Hzのポーリングレート、アナログ磁気方式スイッチ、「ラピッドトリガー」対応、アクチュエーションポイントを0.1mmから3.4mmまで任意に調整可能とするなど、FPSの競技において勝つための機能が搭載されている。また、内部基板の固定にクッション性の高い素材を用いる「ガスケットマウント」も採用している。