トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2018/02/22 12:55
スナドラ845と使うとさらに性能向上

クアルコム、完全ワイヤレスイヤホンの音切れや遅延を抑える新SoC「QCC5100」

編集部:風間雄介
クアルコムは、完全ワイヤレスイヤホンの性能を高める新SoC「QCC5100シリーズ」を発表した。2018年後半に販売開始する見込み。

当サイトですでにお伝えしていた(関連記事)製品が正式に発表された格好。

QCC5100は、前世代のチップと比べ、通話・音楽ストリーミング時の消費電力を最大65%抑えることが可能。これにより、イヤホンの駆動時間を大きく延ばすことができる。

4mm×4mmのワンチップにAD・DAコンバーター、DSP、マイクロサイズのCPU、レシーバー、トランスミッターや電源管理の回路などを統合したことで、この消費電力抑制が可能になった。

また、QCC5100を左右のイヤホンそれぞれに搭載すれば、プレーヤーから左右のイヤホンへオーディオ信号を分割して送信することも可能となる。

これまでの完全ワイヤレスイヤホンは、いったん左右のどちらかへオーディオ信号を送り、そこからもう片方へ伝送していたが、これが不要になる。左右間の通信がなくなることで、音切れが大幅に抑制される。また低遅延化も実現できる。

なお、このQCC5100とプロセッサーの「Snapdragon 845」を組み合わせて使うと、さらに10%の消費電力低減が可能になるという。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB