映像体験の質はスクリーンで決まる。OS SCREENが守り続ける「何も足さない、何も引かない」哲学
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映像体験と言えば、とかくディスプレイやコンテンツそのものに注目が集まりがちである。しかし、その体験を成立させているのは、実はそれらを「どう設置し、どう支えるか」というインフラである。
スクリーンメーカーとして知られるオーエスは、長年にわたりその裏側を支える製品群、すなわちペリフェラル領域を磨き続けてきた。そこには単なるアクセサリーではない、企画/開発/調達/製造/販売/保守までを見据えた思想がある。
スクリーンやディスプレイ、プロジェクターは、設計者の意図や空間デザインに応じて多様な設置方法が求められる。そのとき、「どう取り付けるか」「どう安全を担保するか」「どう長期運用するか」までを含めて解決できるメーカーは決して多くない。
オーエスはその領域において特異な存在である。
前回のOS SCREENの記事でも触れたが、オーエスという企業を理解するうえで重要なのは、同社が単なるAV機器メーカーではないという点にある。
同社は、公共施設や企業の会議室、商業施設、大学や研究機関、さらには国際会議場といった高度な建築空間において、スクリーンの企画/開発/調達/製造/販売/保守までを担ってきた。こうした現場では、納入される製品においても施工においても、ゼネコンによる極めて厳格な審査が行われる。
スクリーンの防炎性能は当然として、そのうえで求められるのは「安全・構造・法令適合・品質管理」という複数の評価軸である。耐荷重証明や耐震計算、落下防止対策、電気安全規格への適合、さらには施工要領書や保守・点検体制に至るまで、設備としての信頼性が総合的に問われる。
つまりスクリーンは、単なる映像機器ではなく「建築設備」として扱われる存在なのである。そしてこの前提は、今回取り上げる天吊り金具やディスプレイスタンド、AVキャビネットといったペリフェラル製品においても変わらない。むしろ、取付金具はスクリーン以上に「構造」「安全」「施工性」が問われる領域だ。
株式会社オーエスエム 常務取締役兼 株式会社オーエスプラスe 代表取締役の河南義夫(かんなんよしお)氏はこう語る。「現場では、見た目や機能だけではなく、安全性や施工性、そして長期運用まで含めて評価されます」
OS SCREENを含めたオーエスの製品群に共通するのは、この「現場基準」、あるいは「ゼネコン評価軸」に基づいた設計思想である。
設置して終わりではなく、使い続けられて初めて価値となる。その考え方が、スクリーンからペリフェラルまで貫かれている。
オーエスはスクリーンメーカーとして出発した企業である。映画館、公共施設、商業施設、そして教育現場へと領域を広げながら、その名は確立されていった。
しかし同社の特徴は、単に製品を供給するメーカーにとどまらなかった点にある。スクリーンの販売と並行して、実際の施工現場での設置や調整にも深く関わり続けてきた。その中で見えてきたのは、「スクリーン単体では映像体験は成立しない」という現実である。
プロジェクターの設置位置が適切でなければ、どれほど優れたスクリーンであっても本来の性能は発揮されない。天井の高さ、梁の位置、配線経路、さらにはメンテナンス動線まで含めて、空間全体を設計しなければならない。
スクリーンを納入するということは、単体製品の施工ではなく、AVシステム全体の成立を担うことを意味する。こうした現場対応を継続する中で、オーエスは自然な流れとして、プロジェクターやディスプレイを支える取付金具、昇降機、さらにはキャビネットといった施工関連製品の開発へと踏み出していくことになる。
河南氏は、その背景をこう語る。
「弊社はスクリーンの販売だけではなく、施工や制御まで含めてトータルでAVシステム全体を担当しています。施工を専門に担当する部署がありますが、現場ではその都度、必要な製品や仕組みが見えてくるようになるのです」
つまり製品開発は、マーケットからの要請というよりも、現場からの必然として生まれてきたと言える。
施工専門の部署に長く在籍していた、株式会社オーエス 業務本部 技術推進部 部長の上田高広(うえだたかひろ)氏は次のように語る。
「たとえばプロジェクターを天井から吊り下げるとしても、高い天井もあれば低い天井もあります。さらに天井裏の構造や配線の取り回しも現場ごとに違います。設計やゼネコンから新しい要求が出てきた場合、既製品がなければ作るしかありません」
さらに上田氏はこう続ける。
「AVシステムはスクリーンとプロジェクターだけで成立するものではありません。設置方法やメンテナンス性まで含めて設計しなければ、現場では使えません」
ここに、オーエスのものづくりの本質がある。同社は製品単体の性能を追求するのではなく、「現場で成立するかどうか」を基準に開発を行ってきた。その結果として、取付金具や昇降機といったペリフェラル製品群が拡張されていったのである。
言い換えれば、オーエスにとってスクリーンは「完成品」ではない。システムの一要素に過ぎない。設置・支持・制御・運用まで含めて初めて、AVシステムは完成する。つまりオーエスは、スクリーンを「製品」としてではなく、「システムの一部」として捉えてきたのである。
現場に立つと、その意味はより明確になる。
プロジェクターは、ただ置けばよいわけではない。ディスプレイも、ただ壁に掛ければよいわけではない。適切な高さや正確な位置、安全な支持構造、配線処理、そしてメンテナンス性まで、これらがすべて整って初めて、「映像体験」として成立する。
上田氏は次のように語る。
「BtoBの現場では、施工まで含めて要求されることが非常に多くあります。安全性や保守性も含めて、全部クリアしないと採用されません」
さらにその経験は、製品開発にも直結している。
「現場での施工経験があるからこそ、次の製品企画に生きてくる。これは大きいですね」
この “現場からのフィードバックループ” こそが、オーエスの最大の特長と言える。
では具体的に、どのような違いがあるのか。代表的なのが施工性への配慮である。
例えばプロジェクターの天吊り金具。一般的には現場で微調整を行う必要があるが、オーエスでは機種ごとに最適化されたプレート加工が可能だ。
河南氏はこう説明する。
「プロジェクターの型番をいただければ、取付穴に合わせて工場で加工します。現場での作業をできるだけ減らすためです」
また、レンズ位置の調整機構も重要なポイントだ。天井側の取り付け位置と、映像の中心位置を一致させるには高度な調整が必要になるが、これを構造的に解決する。
さらに、メンテナンス性にも配慮されている。
「設置して終わりではなく、長期間にわたって運用し続けることが前提です。部品交換や修理がしやすい構造にしています」(河南氏)
これらはすべて、「現場で何が起きるか」を知っているからこそ生まれる設計である。
「懸垂物としての安全基準は非常に厳しい。オーエスでは設計根拠や安全資料を提示できる体制を整えています」(河南氏)
この「説明できる品質」こそが、BtoB領域での信頼を支えている。
では、実際にゼネコンや施工現場では、どのような観点で製品が評価されているのか。スクリーンと同様に、取付金具やスタンドといったペリフェラルにおいても、その評価軸は極めて明確だ。
結論から言えば、問われているのは「落ちないか」「壊れないか」「長く使えるか」という、単純なように見えるが、極めて本質的な3点に集約される。
まず最も重要なのが、構造・安全に関わる領域である。天吊り金具や壁掛けブラケットは、いずれも重量物を支える設備であり、万が一の落下は重大事故に直結する。そのため、耐震性の検証や固定強度計算、耐荷重証明は必須条件となる。特に耐荷重については、単に耐えられるだけでなく、安全率を含めた設計―一般的には数倍の余裕を持たせる―が求められる。
さらに近年では、万一の事態を想定したフェイルセーフ設計も重要視される。ワイヤーによる二重落下防止など、単一の構造に依存しない安全設計が求められるのは、BtoBの現場ではもはや前提条件と言ってよい。
次に、電動機構を伴う製品では電気・機械安全の領域が加わる。PSEをはじめとする電気安全規格への適合はもちろん、モーターの過負荷保護やリミットスイッチ、異常時の停止機構など、制御系の安全性まで含めて評価対象となる。
さらに見落とされがちだが、材料や環境への配慮も無視できない。公共施設や教育機関では、不燃・準不燃材料の証明が求められることがあり、VOC対策や化学物質規制(RoHS、REACHなど)への対応が条件となるケースもある。
そしてBtoB案件において特に重視されるのが、施工と維持管理に関わる要素だ。施工要領書の整備、保守・点検マニュアルの明文化、部品交換の容易さなどまで。つまり「納めた後に問題が起きないか」「長期運用できるか」が厳しく見られる。
「ゼネコンや施主が見ているのは、納めた瞬間ではなく、その後どう運用できるかです。だからこそ施工性やメンテナンス性まで含めて設計する必要があります」(河南氏)
重要なのは、これらが「スペックには現れにくい品質」であるということだ。オーエスの製品が現場で選ばれ続けている理由は、まさにこの領域における信頼性の積み重ねにある。
では、オーエスのペリフェラルを具体的に見ていこう。大別すると4つのカテゴリーに整理できる。
設置系(プロジェクター天吊り金具、昇降機)/表示機器系(壁掛け金具、ディスプレイスタンド)/インフラ系(AVキャビネット、ラック)/ オプション(EIA関連、各種アクセサリー)
河南氏はこれをこう表現する。
「ペリフェラルは “メインを活かすためのサブ” です。ただし、そのサブがないと成立しないのも事実です」
この考え方は非常に重要だ。ペリフェラルは補助ではなく、システムの前提なのである。
まず設置系では、プロジェクター天吊り金具や昇降機が中核となる。天吊り金具ひとつを取っても、小型プロジェクター向けの軽量モデルから大型機対応、さらには低天井向けや超短焦点対応など、極めて細かくバリエーションが用意されている。
特徴的なのは、その多くが「現場前提」で設計されている点だ。例えばケーブルを内部に通せる構造や、水平・垂直の微調整機構、さらには機種ごとに取付工場にて加工して出荷する対応など、施工時の手間と精度を両立する工夫が随所に見られる。
また昇降機についても、単に上下運動する機構ではない。使用時のみプロジェクターを露出させ、未使用時には天井内に収納することで、空間デザインと設備を両立させる役割を担う。省スペース設計や各社プロジェクターへの対応など、実運用を前提とした仕様が特徴だ。
表示機器系では、ディスプレイの壁掛け金具やディスプレイスタンドが中心となる。ここでも、単純な固定金具ではなく、可動域や設置自由度を確保した製品が揃う。壁付け、天吊り、両面設置、さらには複数台のマルチディスプレイ構成にまで対応するなど、サイネージやオフィスなど業務用途まで視野に入れた設計となっている。
特に近年はディスプレイの大型化・薄型化が進んでおり、「どこにどう設置するか」が空間設計に直結する。そうした変化に対応するため、軽量アルミフレームの採用や、多面設置対応など、設計の自由度を高める方向で進化している点が興味深い。
インフラ系に位置づけられるAVキャビネットやラックは、システム全体の安定運用を支える領域だ。ここでは単なる収納ではなく、配線処理、放熱、メンテナンス性といった要素が重要になる。
特に業務用途では、機器の入れ替えやメンテナンス、点検が前提となるため、アクセス性の良さや豊富な拡張性が設計の中核に据えられている。いわば「見えない部分の完成度」が、そのままシステムの信頼性に直結する領域である。
また、インフラとしての信頼性に加え、新たな付加価値への挑戦も見逃せない。第2弾の記事で紹介したネットワーク対応スクリーン「EZスクリーン」と同様に、オーエスはペリフェラル領域においてもIoT化を推進している。その象徴が、スマートフォンやタブレットで鍵の開閉を管理できる電子錠システム統合ソフトウェア「コーペンクロー(Kopenclo)」を実装したAVキャビネット「KCSシリーズ」だ。
「コーペンクロー」はネットワークを介して施錠・開錠を制御するシステムであり、誰がいつ開錠したかのログ記録や、管理用パソコンからの遠隔操作、複数キャビネットの一括管理を実現する。物理的な鍵の紛失リスクをなくすだけでなく、厳格なセキュリティと高度な利便性が求められる現代の業務環境において、AVキャビネットを単なる「収納家具」から「ネットワークに繋がるシステムの一部」へと昇華させている。
さらにオプション類に目を向けると、EIA規格関連部材や各種アクセサリーが体系的に、豊富にそろえられている。これらは一見地味な存在だが、実際の施工現場では不可欠な要素であり、細部の積み重ねがシステム全体の品質を左右する。
オーエスの特徴は、こうした細かな部材まで含めて “抜けなく” 揃えている点にある。現場で「足りないものが出ない」という安心感は、設計者やインストーラーにとって大きな価値となる。
こうして見ていくと、オーエスのペリフェラルは単なる周辺機器ではなく、「メイン機器の性能を最大限に引き出すための設計装置」であることがわかる。
スクリーンやプロジェクターは主役である。しかし、その性能は設置環境によって大きく左右される。だからこそ、正確に取り付け、安全に支え、長期的に運用できるという要素を担うペリフェラルは重要かつ不可欠になる。
オーエスが長年にわたり積み上げてきたのは、まさにこの「見えない部分」の設計である。
こうしたオーエスのペリフェラル群を見ていくと、もうひとつの軸として浮かび上がってくるのが、オランダのブランド「Vogel’s(ボーゲルズ)」の存在である。
オーエスは自社製品としてのペリフェラルを展開する一方で、Vogel’sという外部ブランドを取り扱っている。これは単なる輸入販売ではなく、同社の思想を補完するための重要なピースとして位置付けられている。
河南氏はその理由をこう語る。
「オーエスの製品は、どちらかというと施工性や安全性、機能性を重視した設計です。一方でVogel’sは、デザイン性や可動性に強みがあります。その両方を組み合わせることで、より完成度の高い提案が可能になります」
つまり両者は競合ではなく、役割の異なる補完関係にある。
Vogel’sが持つ意味を理解するには、テレビの進化と空間の変化を振り返る必要がある。
かつてテレビは「置くもの」だった。ブラウン管時代、テレビは重量物であり、専用のテレビ台に設置するのが前提だった。
しかし薄型テレビの登場によって、その前提は大きく変わった。テレビは「壁に設置する」可能性を内在するプロダクトへと進化した。ここで必要になったのが、壁掛けするための新しい設置技術である。
河南氏はVogel’sを取り扱うに至ったその背景についてこう語る。
「2000年代にテレビがどんどん薄くなっていく中で、ブラウン管時代同様にテレビボードに置くスタイルでは、その価値を十分に活かせないという課題がありました。空間の使い方そのものを変える必要があったのです」
その解決策として導入されたのが、ライフスタイルの変化に対応するVogel’sだった。スタイリッシュな壁掛金具は従来のテレビボードを廃し、空間をより広く活用できる新たなレイアウトを実現したのである。
Vogel’sの特長は明確だ。「インテリアに溶け込むデザイン」「滑らかな可動機構」「高い安全性」である。壁掛け金具でありながら、単なる機能部品としてではなく、空間の一部として成立するデザイン性を備えている。
特に可動式ブラケットは象徴的な存在だ。左右の首振り、前後のチルトといった動きがスムーズに行えるだけでなく、操作時の剛性感や安定性にも優れる。この操作時の安定感は、そのまま安心感につながる。
「Vogel’sは、動かしたときのフィーリングが非常に良い。単に動くのではなく、使っていてストレスがない設計になっています。こういう部分は実際に使ってみないとわからない価値です」(上田氏)
また、設置後の見え方にも配慮されている。配線処理やエッジの仕上げに至るまで、細部にわたって設計が行き届いている。その完成度は、デザイナーやインテリアコーディネーターによる厳格なデザインレビューにも耐えうる水準にある。
施工現場においては、実は二つの評価軸が並立している。ひとつはゼネコンを中心とした施工者側による「安全性・構造・施工性」という機能的評価。もうひとつは、空間設計者による「意匠性・納まり・調和」といったデザイン評価である。
Vogel’sはこの二つの評価軸を横断して成立できる、稀有なプロダクトである。
一方で、Vogel’sは欧州発の製品である。そのまま日本市場に適用できるわけではない。ここで重要になるのが、オーエスによるローカライズである。
「海外製品はそのままでは日本の建築基準や施工条件に合わないこともあります。オーエスでは、安全基準や施工条件に合わせた形で調整し、安心して使える状態で提供しています」(河南氏)
具体的には、耐荷重や安全率の確認や施工方法の最適化、工場での使用検証といったプロセスを経て、日本の現場に適合させている。つまりVogel’sは単なる輸入製品ではなく、「オーエス品質で再定義された製品」として提供されているのである。
Vogel’sの価値は、単にディスプレイを取り付けることにとどまらない。空間のあり方そのものを変える力を持っている。
例えば壁掛けによって生まれる効果としては、視線の最適化や床面の解放、それに空間の軽量化、インテリアとの調和などが挙げられる。さらに可動式ブラケットを用いることで、視聴位置に応じた柔軟なレイアウト変更も可能になる。
「ディスプレイはどこに置くかで体験が大きく変わります。Vogel’sのような製品を使うと、その自由度が一気に広がります」(上田氏)
この言葉はペリフェラルの本質を突いている。単なる設置機器ではなく、体験そのものを設計する装置なのである。
ここまで見てきたように、オーエスとVogel’sは明確に役割が異なる。そして重要なのは、この二つが対立するものではないという点だ。むしろ、両者を組み合わせることで、「安全で、機能的で、かつ美しい」という理想的な設置環境が実現する。
河南氏はこうまとめる。
「現場では機能だけでも、デザインだけでも成立しません。その両方が揃って初めて、空間として完成します」
スクリーン、プロジェクター、ディスプレイ。これらは確かに映像体験の主役である。しかし、その主役の価値は、それをどのように設置し、どのように支え、どのように使い続けるかによって大きく変わる。
体験の質を最終的に規定しているのは、むしろ「見えない部分の設計」にほかならない。どこに設置するのか、どう支えるのか、そして、どう長く使い続けるのか。そのすべてを設計するのが、ペリフェラルの役割である。
オーエスは、この領域に長年にわたり向き合ってきた。スクリーンの製造にとどまらず、施工現場に入り、設置条件を理解し、運用の実態に触れながら、製品を磨き続けてきた。その結果として生まれたのが、安全性、施工性、保守性、そして空間との調和といった複数の評価軸を横断するペリフェラル群である。
それは単なる周辺機器ではなく、映像体験を成立させるための「構造」であり、「仕組み」と言ってよい。さらにVogel’sというパートナーを得ることで、機能と安全性に加え、デザインというもうひとつの評価軸を高い次元で統合するに至った。
こうして見ていくと、オーエスの取り組みは、製品開発という枠を超えている。それは、現場の要求に応え続ける中で形成されてきた、ひとつの「インストール文化」と呼ぶべきものだ。
スクリーンのその先へ。
オーエスは今、映像体験の基盤そのものを設計している。