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専門店スタッフに無謀な挑戦状

【バトル】手触りだけでヘッドホンのモデル名を当てられるか? e☆イヤホンさんに挑戦!

公開日 2015/07/13 11:00 編集部:風間雄介
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●(番外編)野村ケンジ氏 v.s. 風間

最悪の結果だったけど、ともかく終わった、そろそろ撤収しようか…と考えていたら、そうは問屋が卸しませんでした。

このゲームを出題者側から笑って見ていた、野村ケンジ氏と編集部の風間に「おまえらもやれよ」と、かなり強めの無言の圧力を感じたため、エキシビションマッチを行う羽目になりました。

それまで突っ込んでた立場が一転、突っ込まれる立場に

回答者席に座っていると、後ろから出題する製品を選んでいる声がキャッキャウフフと聞こえてきます。プレッシャーに晒されていたみなさんが、プレッシャーをかける立場へと、一気に逆転したわけです。これまでさんざんウンチクを垂れてきた野村氏、そして珍回答を見てゲラゲラ笑っていた風間を、逆に追い詰めるチャンスです。

出題する製品を選ぶeイヤさんとPhile-web編集部の面々。楽しそう

正解はこれ、AKG「K712PRO」

まずは野村氏がヘッドホンを触ります。一瞬の後、問題の意味を理解して「やってくれたな…」と苦笑い。「これ、出題しようかと考えていたうちの一つですよ。いやー、意地悪だなあ…」とつぶやきながらも、意趣返しされたのが逆に痛快なようです。自ら考えていた問題だけに、難しさも認識している様子。

「やってくれたな…」意趣返しに思わず苦笑する野村ケンジ氏

でもさすがに年間300製品をテストするプロ。何かを悟った表情に

続いて風間がチャレンジ。少し触っただけで、ハウジングが円形であること、独特のヘッドバンド部の形状と機構などから、AKGの「Q701」か「K702」「K712PRO」あたり、つまり700番台系の製品とわかりました。

系統まではわかりますが、そこから区別できません…

ですが、そこからが皆目わかりません。形状はどれもよく似ているので、あとはディテールから正解にたどり着く必要があるのですが、判別ポイントが思い浮かびません。仕方ないので、あとはカンに頼ることに。

いよいよ答え合わせです。風間が書いたのは「Q701」、野村氏は「K712 PRO」と回答。あーさーさんが「正解はK712 PROです!」と告げると、ほっとした様子で笑顔を見せる野村氏。ここから舌が滑らかになり、解説を滔々と語り出しました。

二人の回答ドン! 大きい文字で自信ありそうな野村氏

「ハウジングセンターキャップのバッジで、KかQかを判別できます。丸いのがQ701ですね。あとは、ヘッドバンドエンドのバッジも手触りが違うので、そこを感じられたら、K712 PROまでたどり着けると思います」。

野村氏が判別方法を解説。マニアックすぎますよ…

ぼんやり解説を聞きながら「たしかにQのハウジングのバッジ、Qって書いてあったな」と思い出したものの、それを知ったうえでもう一回やっても、正しく判別できる自信がありません…。



さて、こんな感じで、良いところなしで終わった当編集部。途中まではわかるのですが、最後の詰めが甘かった。やっぱり専門店さんの商品知識はすごいな、と小学生並みの感想を持ちました。

ですが、負けっ放しというのも納得いきません。今後は製品をテストする際、目をつぶって手触りを確かめ、手だけでしっかり製品名を当てられるよう訓練し、近いうちにリベンジを果たす所存です。

……とはいえ、すぐに実力が付くとも思えないので、eイヤさんに戦いを挑みたい方々がいらっしゃったら、法人(ショップさんやメーカーさん、代理店さんなど)・個人を問わず、Phile-web編集部までお気軽にご連絡ください。精鋭を我々からの刺客として送り込み、彼らがあわてふためく様を見て溜飲を下げたいと考えています。ぜひご協力をお願いします!

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