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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第164回】本当に乗り換える価値アリ?「AK70」とAK歴代エントリーDAPを比べてみた

公開日 2016/08/26 10:07 高橋 敦
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■実際に比べてみる!サイズと持ち心地

AK70をしっかり把握したところで、やっとだが「AK100MKII」「AK Jr」との比較検討に入っていこう。

まず今もAK100MKIIやAK Jrを愛用しているユーザーの方には、その理由として携帯性、「毎日普段使いするにはこの小型軽量さが欠かせないから」というところがある方が少なくないのではないかと思う。そこの部分を考えないのであれば同じAKシリーズの中でも、第二世代ならAK100II、第三世代ならAK300と、乗り換え先はすでにあったわけだから。

なので、まず初めの比較検討要素としては「AK70のサイズや持ち心地って100MKIIやJrと比べてどうなの?」というところだろう。

サイズについてはまず数字と写真で確認。

・AK70|幅60.3×縦96.8×厚さ13mm、重量132g
・AK100MKII|幅59.2×縦79×暑さ14.4mm、重量122g
・AK Jr|幅52.9×縦117×厚さ8.9mm、重量98g


薄さの見えにくい真上からの撮影でも何となくスリムっぽく見えるのはAK Jrのデザインの勝利か

厚さの違いはこんな積み方だとわかりやすいだろうか?

AK70は「AK100MKIIより縦に長いけど薄い。AK Jrより縦は短いけど他の部分は大きく重い」といったところだ。

実感としては、AK100MKIIを手にしてからのAK70にネガティブな違和感は特にはない。AK JrからのAK70は、縦横厚さ全て別物だしAK70の方が明らかに重いので、「持ち心地の互換性」的なものは薄い。

しかし重さはさておき握り心地については、少しずんぐりとした感じのAK70のそれを好む方も少なくはないだろう。「握り心地は違うが、握り心地に優劣はない」といったところか。

ただ、Jrを現在ジーンズやカバンの外ポケットなどに入れていることが多い方には、AK70は厳しいかもしれない。その使い方はJrの薄さによって成立している面が大きいからだ。

とはいえ、Jrの薄さは類例が少ないものであり、その薄さにこだわり続けるとなると、この先も乗り換えの選択肢はなかなか現れてくれないかも。いま(AK70)でなくとも、いずれかの機会でそこは諦めて、別の携帯方法を考えるのが得策かもとは思う。

普通に積んでボリュームダイヤル側からの比較。薄さはJrが別格

手のひらにすっぽり収まるAK100MKII


長さがあるので手のひらからは飛び出すAK Jr

100MKIIほどではないが手のひらへの収まりは上々のAK70

なおAKシリーズ全般に言えることだが、持ち心地、特に「角が当たるのが気になる」については、付属または別売の革(エントリーモデルだと合皮)ケースによって大きく改善されることも多い。

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