エム・データ主催「新世紀テレビ大学」

定額制動画配信サービスの次に来るのは?フジテレビ/GYAO/ゲオのキーマンが語る

編集部:小澤 麻実

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2015年12月02日
テレビ番組やCMのデータ調査を行う(株)エム・データは、業界関係者向けのイベント「新世紀テレビ大学」を開催。7月に開催された第1回(関連ニュース)に次ぐ今回は、ヒットコンテンツを生み出すためのデータ解析の活かし方や、「SVODの次に来るのは?」と題したパネルディスカッション等が行われた。


スマホ普及と大手サービス参入で盛り上がるSVOD市場

「SVODの次に来るのは?」に登壇したのは、フジテレビの山口 真氏、ゲオの遠藤 結蔵氏、GYAOの宮本 直人氏だ。いずれもSVOD(定額制動画配信)サービスを手掛けている(またはこれから手掛ける予定)が、各社の出自やビジネスモデル、今後目指すものは異なっている。

ゲオ 遠藤 結蔵 氏(左)、モデレーターの西田 宗千佳 氏(右)

フジテレビ 山口 真氏(左)、GYAO 宮本 直人氏(右)

パネルディスカッションの冒頭では、モデレーターを務めたジャーナリストの西田宗千佳氏がSVODを取り巻く現状について説明を行った。

西田氏は日本でSVODが盛り上がり始めた理由として「スマートフォンの普及」「Netflix/Amazonプライムビデオのサービスイン」の2点を挙げる。

「PCが中心だったVODはなかなか立ち上がらなかったが、スマホの普及により若年層から高齢者までが、ある程度の画面サイズの映像を見られる環境が整った。その結果、『都度課金型(TVOD)』のほか『見逃し配信』や『定額制配信(SVOD)』といったサービスが登場。スマホはもちろんタブレットやゲーム機、テレビ等で楽しむという流れになってきている。

また、全世界ツートップのNetflix/Amazonプライムビデオが日本に参入してきたことで、コンテンツホルダー側もSVODにビジネスチャンスを見いだし、動き始めた。海外ベースはもちろん、dTVやHuluなど日本をベースにしたサービス、テレビ局が運営する無料配信サービスなども積極的に展開を行っている。

西田宗千佳氏

「スマホにより、動画視聴は数年前に比べて格段にハードルが低くなった。今年後半から来年にかけては『ユーザーに何を見てもらうか』、そして『そこからどう収益を得ていくか』という点が課題になるだろう」と語る西田氏。ディスクレンタルをベースに持つゲオと、広告ベースの無料配信を行うGYAO、そしてテレビ局であるフジテレビ。各社の強みはどこにあるのだろうか。

各社サービスの強みを整理する

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