アイシン高丘はラックの聴き比べも

【TIAS】Mytek、MQA&RoonReady対応のUSB-DAC/プリ「Manhattan II」参考出展

公開日 2016/09/30 18:43 編集部:杉浦 みな子
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9月30日〜10月2日の3日間にわたって、「2016 東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムにて開催されている。本記事では、今井商事とアイシン高丘の出展内容をレポートする。

■今井商事

今井商事のブースには、同社が取り扱うMytekから、USB-DAC搭載プリアンプ「Manhattan II」が参考出展されている。

Manhattan II

今井商事ブースのようす。Mytek製品を使用し、MQAをフィーチャーしたデモを実施している

最大384kHz/32bit PCM、11.2MHz DSDの再生に対応する“Manhattan”シリーズの新モデルで、新しくUSB Audio Class2.0に準拠したところと、MQA音源に対応した点がポイントとなる。今年1月に発売された同社のDAC搭載プリアンプ「Brooklyn DAC」の機能性を、“Manhattan”シリーズに投入した形だ。さらに、オプションでRoonReadyに対応する仕様でもある。

販売価格は、95万円(税抜)を想定している。なお、国内では元々7月に出荷される予定だったが、後ろ倒しになっており現時点で正式な発売日は未定とのこと。今井商事では、従来モデル「Manhattan」をボード交換でMQAに対応させ、Manhattan II仕様にする有償アップグレードも受け付けている。

Mytekからは、BrooklynのADコンバーターも参考出展されていた。こちらもDACと同程度の価格30万円ほどで国内発売する予定とのこと。時期は未定

そのほか、CONVERGENT AUDIOからもプリアンプ「SL-1 Legend BP」を参考出展している。同社のモデル「SL-1 Legend」をベースに、コンデンサーを刷新するなどして高音質化を図ったモデル。近日中の発売を予定しているとのことで、価格は400万円程度を想定している。

SL-1 Legend BP


■アイシン高丘

アイシン高丘は、同社が展開するTAOCブランドから、スピーカーシステムの最新モデル「AFC-L1」をフィーチャー。「オーディオラックによっていかに音質が変わるか」をテーマにした試聴会を実施している。

アイシン高丘ブースではAFC-L1をフィーチャー

こちらはAFC-L1のカーリーペイプル仕上げ


AFC-L1のネットワークに使用している線材など展示されている
デモでは、TAOCが開発する制振性能を高めたオーディオラック複数種類をセッティングして、ラックによってAFC-L1の音色がどれくらい変化するかを楽しむ聴き比べを行っている。

ラックを取り替えて、音質の違いを聴き比べるデモを実施している


TAOCのラックに投入されているハニカム構造の制振システム

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