10代男性の半数が“ポタアン”を認知

“ハイレゾ認知率”は約4割、20代男性では7割 − ジャストシステム調査

公開日 2015/03/16 18:20 編集部:杉浦 みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)ジャストシステムは、同社が実施した『「ハイレゾ」と「ポータブルヘッドフォンアンプ」に関する調査』の結果を発表した。それによれば、日頃から音楽を聴く人の中で「ハイレゾ」の認知率は約4割。ハイレゾ未経験者の4割近くが「ハイレゾの楽曲をぜひ聴いてみたい」と答えた。また、10代男性の半数近くが「ポータブルヘッドホンアンプ」を認知していたという。

『「ハイレゾ」と「ポータブルヘッドフォンアンプ」に関する調査』

本調査は、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、15歳以上の10代〜60代の男女553名に対して行われた。結果の詳細は以下の通り。なお、下記の中にある「日頃、音楽を聴く人」に含まれるのは、音楽を聴く頻度をたずねた設問で「ほぼ毎日聴く」「毎日ではないが、よく聴く」「たまに聴く」と答えた人が対象となっている。


■「ハイレゾ」の認知率は約4割。20代男性では約7割

「日頃、音楽を聴く」と答えた人に対して、ハイレゾリューションオーディオ(ハイレゾ)を知っているかを聞いたところ、「他人に詳しく説明できるレベルで知っている」人は8.8%、「他人に説明はできないが、知っている」人は27.7%と、あわせて36.5%の人が認知。世代別・性別で見た場合に、最も認知率が高かったのは「20代男性」で、認知率は68.3%だった。


■10代男性の半数近くが、「ポータブルヘッドホンアンプ」を認知

「日頃、音楽を聴く」人のうち、ポータブルヘッドホンアンプについて、「他人に詳しく説明できるレベルで知っている」人は6.0%、「他人に説明はできないが、知っている」人は21.0%で、あわせて27%の人が認知していた。世代別・性別で見てみると、10代男性の認知率が最も高く、半数近くの47.5%の人が認知していることがわかった。


■「ハイレゾ」体験者のうち、4割は「試聴で聴いたのみ」

なお「日頃、音楽を聴く」人で、ハイレゾ音源の楽曲を聴いた経験がある人に、ハイレゾ音源の楽曲を聴く頻度についてたずねたところ、40.5%の人が「試聴で聴いたのみ」と答え、最も多いという結果になった。一方、「ほぼ毎日」聴いている人は9.5%、「週に3日程度」の人は20.3%と、日頃、頻繁にハイレゾの楽曲を聴いている人も29.8%いた。


■「ハイレゾ」未経験者の4割近くが、「ハイレゾの楽曲をぜひ聴いてみたい」

「日頃、音楽を聴く」人で、ハイレゾ音源の楽曲を聴いた経験がない人のうち、37.5%の人が「今後、ぜひ聴いてみたい」と回答し、「機会があれば聴いてみたい」という人も55.2%いた。


■「ハイレゾ」体験者のうち、36.5%が「専用オーディオ機器がほしくなった」

ハイレゾ音源の楽曲を聴いた経験のある人のうち、36.5%の人が「ハイレゾ専用のオーディオ機器がほしくなった」と回答。同社では、ハイレゾ音源の楽曲を聴くとその高音質を十分に楽しめる専用機器が欲しくなることが結果に現れたとしている。

【問い合わせ先】
ジャストシステム インフォメーションセンター
TEL/03-5324-7624
TEL/06-6886-9300

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク