「E17」と「E07K」を融合

FiiO、操作ホイール搭載のDSD対応DAC/ポタアン「E17K」

2015/02/06 ファイル・ウェブ編集部
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オヤイデ電気は、同社が展開するFiiOブランドから、DSD 2.8MHzに対応のUSB-DAC機能を搭載するポータブルヘッドホンアンプ「E17K」を2月13日に発売する。価格はオープンだが、24,000円前後での実売が予想される。

E17K

従来モデル「E17」と、その廉価版である「E07K」を融合する形で開発されたというモデル。音声入力端子としてUSBと同軸デジタルを装備しており、USB入力経由で最大96kHz/32bit PCM、最大2.8MHz DSDに対応する。なお、DSDファイルについてはASIOドライバー経由によるWindows接続時のみ対応。また、「Lightning - USBカメラアダプタ」を使用することにより、iPhone/iPadとのデジタル接続も行える。

そのほか、1系統で入力と出力を兼ねるライン入出力端子も装備。AUXモードでライン入力となり、それ以外のモードでは自動でライン出力に切り替えを行う。

内部のDACには「PCM5102」、オペアンプには「OPA1642」「LMH6643」を採用する。

操作部にはシリーズ初のスクロールホイールを搭載しており、TREBLE/BASSそれぞれ10段階の調整機能を装備。スムーズな操作性を目指したという。

そのほかに機能面では、左右L/Rのバランスを調整できる機能や、ユーザーが指定できるスタートアップのボリュームメモリー、大音量から耳を守るボリューム・リミッターなどを備えている。最大90分まで10分刻みで設定できるスリープタイマー機能も搭載している。

USB経由での本体充電に対応しており、約220分でフル充電が可能。約15時間以上の連続駆動が行える。

本機の出力は160mW(16Ω)/200mW (32Ω)/60mW (300Ω)で、SN比は105dB以下(ヘッドホン)/106 dB以下(AUX IN 12 dB)/113 dB以下(AUX IN 0 dB/6 dB) 。歪み率は0.005%以下、適応インピーダンスは16Ω〜300Ωとなる。

本体サイズは104.1W×62.2H×12.8Dmmで、質量は110g。

そのほか、同ブランドからはハイレゾプレーヤー「X1」専用のアンプスタッキングキットも同日に発売される。こちらは価格はオープンだが、500円前後での実売が予想される。フレームをX1のフロントパネルに装着し、突起した部分にラバーバンドを引っ掛けることでアンプを取り付けられるようになる。製品には、放熱用にX1 本体またはアンプの表面取り付け用のラバースペーサーが6個付属する。

ハイレゾプレーヤー「X1」専用のアンプスタッキングキット


このように装着できる
【問い合わせ先】
オヤイデ電気
TEL/03-3253-9351

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  • ジャンルその他
  • ブランドFiiO
  • 型番E17K
  • 発売日2015年2月13日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格24,000円前後)
【SPEC】●出力:>160mW(16Ω)/>200mW(32Ω)/>60mW(300Ω) ●S/N比:ヘッドホン…>105dB、ライン…>106dB(AUX IN 12dB)/113dB(AUX IN 0dB/6dB) ●歪率:<0.005%(1kHz) ●適応インピーダンス:16Ω〜300Ω ●連続駆動時間:約15時間 ●充電時間:約220分 ●外形寸法:104.1×62.2×12.8mm ●質量:110g