ハイレゾ定義も日本のものを踏襲

日本の「ハイレゾ」ロゴが米国にも − 日本オーディオ協会とCEAが協力

公開日 2014/12/18 20:27 ファイル・ウェブ編集部
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日本オーディオ協会(JAS)は、米Consumer Electronics Association (CEA)とパートナーシップ契約を締結した。ハイレゾを推進するため、日本オーディオ協会が設定したハイレゾの基本定義をCEAが踏襲するほか、ハイレゾロゴについても、日本オーディオ協会の推奨ロゴを、JASとCEAの統合ロゴとして使用していくことで合意した。

日本ではすでにおなじみのハイレゾロゴが米国に上陸する

今回のパートナーシップ契約において日本オーディオ協会は、CEAやCEA会員企業がハイレゾロゴを使用することを認める。

CEAはさらに、「ハイレゾ」ロゴの使用にあたって、日本オーディオ協会が今年6月に決めた「ハイレゾ」の定義(関連ニュース)を踏襲する。なお「ハイレゾ」ロゴの所有者は日本オーディオ協会で、将来の定義の変更についても、CEAは日本オーディオ協会の決定を認めるという。

日本オーディオ協会会長の校條亮治氏は、「今回のパートナーシップ契約を大変喜ばしく思っている。特に、世界のハイレゾオーディオ市場を構築するビックチャンスをCEAと一緒に迎えられたことを誇りに思い、今後のCEA会員との「ハイレゾ」拡大へ向けた協業に期待している」とコメントしている。

またCEAのpresident & CEOであるGary Shpiro氏は「ハイレゾオーディオ市場への浸透を早めるためJASとパートナーを組むことにとてもエキサイティングし、喜ばしく思っている。CEAは消費者が既にハイレゾ商品を受け容れる用意が出来ていることを調査で確認している。高品位の商品の登場はマニアを超えて市場を拡大している。また共通ロゴを持つことは一貫性を持った市場の形成を促し、この期待される新規市場へ顧客を導くことに役立つと考える」と述べている。

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