ALACは96/24まで、AIFFは192/24まで対応

パイオニア「N-50/N-30」、3月初旬にALAC/AIFF対応アップデート実施 − 機能詳細も明らかに

公開日 2013/01/23 16:03 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パイオニアは、ネットワークプレーヤー「N-50」「N-30」のApple LosslessやAIFFへの対応、ギャップレス対応などを実現する無償アップデート(関連ニュース)を、3月初旬より実施することが明らかになった。


「N-50」

「N-30」
本アップデートについては昨年11月の時点で「来春に実施」と発表されていたが、詳しい日程については発表されていなかった。なお、具体的な日時については後日発表されるが、システムの関係上、多少前後する可能性があるという。

このアップデートでは、Apple LosslessファイルやAIFFファイルの再生に対応。特にAIFFファイルの対応は、国内メーカーとして初めてとなる。Apple Losslessについては96kHz/24bitまで、AIFFについては192kHz/24bitまでのファイルが再生可能だ。

ALAC再生中のディスプレイ

AIFF再生中のディスプレイ

AIFFについては、WAV形式同様に曲名やアーティスト名などの楽曲情報が表示できないネットワークプレーヤーが多かったが、「N-50」「N-30」は96kHz/24bitまでのデータでこれらの表示が可能となる(192kHz/24bit音源では、曲名などの表示はできない)。AIFFのアートワークの表示ついては、表示可能なNASを確認中とのことだ。

また、既報の通りギャップレス再生にも対応。トラック間のポーズ部分を正確に再現し、ライブ盤やクラシック系の楽曲なども曲切れなく再生することができる。ギャップレス対応の実現については、発売時にユーザーから一番要望が多かったとのことだ。

iOS/Android用操作アプリ「Pioneer ControlApp」の操作性も向上。楽曲リストの一覧性を高め、よりアクセスしやすくするほか、ポップアップで文字を大きく表示することも可能となった。その他の操作性、安定性も向上させたという。

アップデートの方法については、同社WebサイトのサポートページからPC経由でデータをダウンロードし、USBメモリー経由でプレーヤーにインストールするという手順となる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE