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<ハイエンドショウ>プラス産業から「金剛石目塗」の漆スピーカー/六本木工学研究所、開発中スピーカー参考展示

ファイル・ウェブ編集部
2012年05月18日
5月18日より3日間にわたって東京・有楽町で開催される「ハイエンドショウトウキョウ2012スプリング」。本稿ではDTルームから、プラス産業、六本木工学研究所、ベルドリームサウンド、エスカート、ボルトアンペア、ネットスタッフのブースレポートをお届けする。

■プラス産業

プラス産業は、今月から受注を開始したばかりのスピーカーシステム「sui」を出展している。価格はペアで595,000円(税別)。カラーは、漆黒/溜/朱−赤口/朱−淡口の4色をラインナップしている。

「sui」

シンプルな背面

振動板メーカーである同社が、「和」をコンセプトにコーン紙製造のノウハウを投入しながら開発を進めてきたモデル。使用素材は全て日本製。昨年のハイエンドショウトウキョウ2011スプリングでも試作機が参考出展(関連ニュース)されていた。

今回展示された漆黒/朱−赤口の2モデルのほか、朱−淡口(写真左端)と溜(写真真ん中)のカラーもラインナップする

本体寸法は250W×240H×230Dmmで、質量は6.7kg。

エンクロージャーを平行面のない非対称デザインとすることで、定常波の発生を抑えている。塗装には、静岡県無形文化財である特殊乾漆技法「金剛石目塗(こんごういしめぬり)」を採用。漆を16層ほど塗り固めているもので、塗装完成までに2〜3ヶ月ほどの時間を要するという。

内部スピーカーユニットに11cm口径のフルレンジスピーカーを搭載するバスレフ型で、本体前面にバスレフポートを備えている。定格入力は30Wで、最大入力値は65W、出力音圧レベルは89dB/W・m。インピーダンスは8Ωで、再生周波数帯域は40Hz〜30kHzとなる。

コーン紙には、紙幣に使われる三椏(みつまた)を採用し、安倍川の伏流水で抄紙している。ユニットのマグネットにはネウジウム磁石を採用。ボイスコイルには耐久性に優れた雁皮和紙を採用することで、Q値が高く艶のある音を再生するとしている。

なお、本機は完全受注生産品となる。会場では、S字型のオリジナルスタンド(6万円・税別)も併せて展示している。

S字型のオリジナルスタンドも発売


■六本木工学研究所

六本木工学研究所は、開発中のスピーカー2機種の試作機を前面に展示した。

開発中の新スピーカー2機種。搭載ユニットが異なる

2機種とも完全な試作段階とのことで、型番やブランドは未定。片方のモデルはmorelのトゥイーター「ET338-104」とSCANSPEAKのウーファー「15W/8530K00」を搭載。もう片方のモデルはSEAS EXCELのトィーター「T25CF001」と同ウーファー「U18RNX/P」を搭載する。

2機種とも今夏の発売を予定しており、価格はそれぞれペアで10〜14万円程度を想定しているという。

そのほかブース内には、同社が取り扱うYSC AudioやRIT LABSのスピーカー製品、SEASのスピーカーユニット製品などがずらりと並んでいた。

ブースのようす。YSC AudioやRIT LABSのスピーカー製品、SEASのスピーカーユニット製品などがずらり


■ベルドリーム

ベルドリームは、アナログプレーヤーのサブウエイトや、マグネット式フローティングテーブルなどの新製品3モデルを展示した。

サブウエイト「BD-SW1725SPU」は、テクニクスのアナログディスクプレーヤー“SL1200”シリーズ用サブウエイトの3点セット。材質は真鍮とクロームメッキを採用している。「以前に販売されていたSL1200シリーズ用のサブウエイトが現在では入手困難である」というユーザーの声を受けて復刻したという。6月1日の発売を予定。価格は15,750円(税込)。

サブウエイト「BD-SW1725SPU」

マグネット式フローティングテーブル「BD-MFT6048」は、アメリカ産ウォールナットを100%使用したモデル。接合には全て接着剤を使用し、釘やネジを全く使っていない。トップボードには内部共鳴制御コンパートメントを内蔵している。本体サイズは約600W×212H×475Dmmで、執拗は約12g。耐荷重は最大約34kgとなる。今夏の発売を予定しており、価格は168,000円(税込)。

マグネット式フローティングテーブル「BD-MFT6048」

また、ダブルアーム用アームプレート「BD-AP500M」も出展。デノン「DP-500M」、マランツ「TT-8001」、テクニクス「SL-1200」にの各機種に対応する。今秋発売を予定しており、価格は210,000円(税込)となる。

ダブルアーム用アームプレート「BD-AP500M」


■エスカート

エスカートは、同社が取り扱うVentoから壁掛けタイプの音響パネル「SQUARE」をフィーチャー。

「SQUARE」

また、フィニッテ・エレメンテのアンプ&スピーカー内蔵サウンドボード「HORIZONTAL51」も展示。さらに新しく開発した専用スタンドも公開している。本体を壁掛け設置する際に使用する機構に取り付けられる仕様となっており、このスタンドを使用することでテーブルや棚の上にもHORIZONTAL51を設置することができる。価格等は未定とのこと。

ブースにはフィニッテ・エレメンテの「HORIZONTAL51」も

専用スタンドが新しくオプションとして用意される


■ボルトアンペア

ボルトアンペアは、業務用の充電装置“ミイライト”を展示。通常のコンセントからの給電のほか、ソーラー充電にも対応しているもので、これをベースとしたオーディオ用電源装置をボルトアンペアブランドから今秋に発売する予定だという。今回展示されている業務用モデルの価格は69,800円だが、オーディオ用に入力端子の変更を行うことにより、多少の価格変動を見込んでいる。

業務用の充電装置“ミイライト”

オーディオ用に入力端子を変更してする予定だという

ブースではそのほかにステップアップトランス内蔵電源整合器「GPC-TQ」をフィーチャーし、試聴デモも行っている。

ブースのようす。ステップアップトランス内蔵電源整合器「GPC-TQ」をフィーチャー


■ネットスタッフ

ネットスタッフは、インフラアコースティックスのオーディオボード「AN-604a」と「AN-504g」をフィーチャー。PCモニタに映し出された周波数でAN-604aの制振性を確かめられるデモ等を展開している。

ブースのようす。オーディオボード「AN-604a」と「AN-504g」をフィーチャーしている

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