192/24対応USB-DACとしても利用可能

エソテリック、USB入力対応のSACDプレーヤー「K-05」

公開日 2011/12/01 15:47 ファイル・ウェブ編集部
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エソテリックは、SACDプレーヤー「K-05」を12月20日に発売する。価格は577,500円(税込)。

SACDプレーヤー「K-05」

前面から見たところ

2011東京インターナショナルオーディオショウに出展されていた(関連ニュース)製品が正式発表された。

ドライブメカにはVRDS-NEO技術を採用した『VMK-5』を搭載。アルミとポリカーボネートのハイブリッド・ターンテーブルを採用し、ブリッジ部も内部損失の高いBMC素材とスチールのハイブリッド構造。読み取り部は軸摺動型ピックアップを採用し、レンズの光軸が常に垂直を維持するように工夫している。

DAC部にはAKMの「AK4399」を、チャンネルごとに2基採用。並列差動出力とすることで高いリニアリティーと低ノイズを実現した。なおDAC部とアナログ出力回路部は完全デュアルモノ構成となっている。

デジタル入力はUSB、同軸、光の3系統を用意。いずれも最高192kHz/24ビットのハイレゾ音源の入力が可能。なおUSB端子では、エソテリック独自のPC用ドライバーソフトを用い、アシンクロナス伝送と192/24入力に対応する。さらにUSB端子部は外部ノイズ混入を防ぐUSBアイソレーターも備えている。

背面端子部

リニアPCM入力時は、RDOTアルゴリズムで2倍/4倍アップサンプリングが可能なほか、DSDへのコンバートも可能。SACD再生時にはダイレクトにD/A変換して再生する。

PCM信号処理のデジタルフィルターは、エソテリック推奨のOFFモードのほか、FIR型デジタルフィルター2種類、ショートディレイ型デジタルフィルター2種類も採用した。

アナログオーディオ出力段のバッファーアンプには、新日本無線のMUSESを採用。XLR出力はホットとコールドをシンメトリーに配置した完全バランス構成で、RCAオーディオ出力はバッファーアンプをパラレル構成に切り替えて動作させる。

電源部は大型トロイダルトランスを搭載し、複数の大型コンデンサーを組み合わせた。

クロックは±3ppm精度のVCXOを採用。またクロックシンク端子も備え、ワードクロックのほか10MHzクロックにも同期できる。アシンクロナスUSB入力時にも外部クロックとの同期再生が行える。

さらに22.5792MHz(マスタークロック)入力にも対応。PLL回路を経由せず、マスタークロックをDAC部のクロックとして利用する『ダイレクト・マスタークロックLINK」が利用可能だ。

外観はフロント、側版、天板とフロントコーナー部に肉厚アルミ材を採用。セパレート型プレーヤーのデザインコンセプトを踏襲している。

【問い合わせ先】
エソテリック(株)
AVお客様相談室
TEL/0570-000-701

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  • ジャンルSACDプレーヤー/トランスポート
  • ブランドESOTERIC
  • 型番K-05
  • 発売日2011年12月20日
  • 価格¥577,500(税込)
【SPEC】●再生可能ディスク:スーパーオーディオCD、CD、CD-R、CD-RW ●アナログオーディオ出力:RCA×1、XLR×1 ●周波数特性:5Hz〜55kHz(-3dB) ●S/N比:115dB ●デジタルオーディオ出力:同軸デジタル×1、光デジタル×1 ●デジタルオーディオ入力:RCA×1、光デジタル×1、USB-B×1 ●クロックシンク端子:BNC×1 ●消費電力:13W ●外形寸法:445W×131H×358Dmm(突起部含まず) ●質量:約14kg