<ハイエンド2008>オンキヨー、3ウェイフロア型SPを09年に発売/独Consequence AudioのハイエンドSP上陸

公開日 2008/10/10 19:19
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本日より開幕したハイエンドショウトウキョウ2008。本稿ではIブースに出展している6メーカーのうち、3社の出展内容をお伝えしていこう。

■オンキヨー株式会社
※初出時、内容に一部誤りがございました。お詫びして訂正いたします。


オンキヨーのブースはスピーカーやデスクトップPCなどの参考出展がメインとなっている。

フロアスタンディング型の3ウェイスピーカー。往年の名シリーズ「セプター」の名を冠する可能性も

スピーカーの背面部

まず注目したいのがスピーカー。昨年のハイエンドショウにもブックシェルフ型スピーカーを出展していた同社だが、今年はフロアスタンディング型の3ウェイスピーカーに変えてきた。同社によると、過去に発売していた上位機種のシリーズ名「Sceptor」をこの製品に冠することも検討しているとのことで、今から期待が高まる。

デスクトップPC「HDオーディオコンピューター」の新モデルも展示されている。本製品は年内に発売予定で型番は未定。同社はHDC-1.0HDC-2.0シリーズとHDオーディオコンピューターを販売しているが、説明員によると新モデルは「音楽再生に特化した設計とし現行機種よりもコストパフォーマンスの高いモデルになる」とのことだ。


年内に発売予定のデスクトップPC
またデジタルアンプも参考出展されている。筐体は現行機種A-973のものを使用した試作機だが、「発売時にはもっと薄くなる予定」だという。型番や発売時期は未定だが、同社では来年中の発売を予定しているという。

試作機のデジタルアンプ。さらに薄型化、軽量化される予定だ

アンプの基板部分も見られるように別展示してある

■アースヴィヴェンディ株式会社

Consequence Audio製品の試聴システム

CORELLI

CORELLIの背面部
同社のブースでは、独Consequence Audioの製品が日本のイベントで初登場となった。展示されたのは3ウェイのフロアスタンディングスピーカー「CORELLI」。この製品に、参考出品の真空管アンプ「SATIE HP MK III」とプリアンプ「SYRINX」を接続して音出しを行っている。


SATIE HP MK III

SYRINX
Consequence Audioはドイツの芸術家が起こしたブランドで、小さいながらも本国では20年ほどの歴史を持っている。今回のイベントで日本初上陸を果たしたわけだが、「今後は日本でも幅広い製品ジャンルやラインナップを展開していきたい」(同社説明員)とのことだ。

■東志株式会社

東志はアナログプレーヤーとブックシェルフ型スピーカーを繋いでの音出しを行う
Iブースでの試聴イベントの先陣を切ったのは、ケーブルやカートリッジ、クリーナーなど各種オーディオアクセサリーを取り扱う東志。同社では、OrbeのS字アーム搭載型アナログプレーヤー「UNV1」をProAcのブックシェルフ型スピーカーの「TR-8」に繋ぎ両製品の音を届けていた。


UNV1

TR-8
音出し後、同社の社員は「比較的小さなスピーカーを使用したが、大きな部屋でもなかなかの音を響かせることができるということを分かっていただけたのではないか」とコメント。製品のポテンシャルに対する自信の程をうかがわせた。

(Phile-web編集部)

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