レクスト・プロブランドの新モニタースピーカー「DW-S1」の発売が決定!

2005/09/30
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貼るだけで簡単手軽に音質調整できて人気の高いアクセサリー「レゾナンス・チップ」の発売元として知られる(株)レクストでは、画期的なモニタースピーカー『DW-S1』をかねてから開発中だったが、このほど正式発売が決定し、10月中旬より出荷が開始されることとなった。

レクストはオーディオやビジュアルに効果的なアクセサリー類を販売する一方、音楽スタジオ、映像編集スタジオの設計及び経営を行っており、都内・白山に、SACD/DVDオーディオ/DVDビデオなどの5.1chサラウンドに対応するマスタリングスタジオ「レクストスタジオ」を運営している。そこでは、赤川新一氏ほかのプロフェッショナルエンジニアによって、高音質ソフトが次々と生み出されていっている。先頃も、オーディオファンに向けて特に制作したソフト『That's Danceable vol.1 リミックス/リマスター for AUDIO』TDU-1001S(\3,500)を新発売したばかりだ。


DW-S1 モニタースピーカー
今回発売となるレクストオリジナルスピーカー『DW-S1』は、プロ用モニタースピーカーとして新開発されたもので、ブランド名は業務用製品という位置付けからREQST PRO(レクスト・プロ)とされている。アルパインの新開発スピーカーユニットを採用し、スタジオモニターにも、ホームオーディオ用にも対応できる、期待のモニタースピーカーだ。既にプロトタイプモデルが、赤川新一氏ほかのエンジニアからも大きな評価を得て、いくつかのスタジオのマスタリングにも用いられている。


スタジオモニターとして活躍するDW-S1
大きさはヤマハの10Mサイズで、リニアリティに優れ、低歪かつ繊細な表現性を高耐圧とともに実現している。プロトタイプを聴いた時の印象では、最先端のモニタースピーカーとして、まるでヘッドホンで聴くかのように細かく音の違いが分かる実力を持ち、ソフトに隠されていた微妙なニュアンスまでも顕わにしてくれるほか、声の艶っぽさや生々しさなども楽しませ、オーディオ的にも多くの魅力を持っていると感じさせる内容だ。また、耐入力では10Mを遙かに凌ぎ、低域にも十分な量感を持っている。 (季刊・オーディオアクセサリー編集部)

<DW-S1の特徴>
・アルパイン社製DDリニアウーファーの採用によって、従来にない高速レスポンスと圧倒的ダイナミックレンジを実現
・有機天然ワニス仕上げの3層振動板
・ダブルギャザードエッジ
・銅メッキ・真鍮削り出しによる、ウェーブガイド/マグネットカバー
・ドーナツ型リング振動板&デュアルボイスコイル採用トゥイーター(真鍮削り出しフレーム)
・置き場所を選ばず、つねにベストパフォーマンスを発揮する、セッティングフリー設計
・良好な位相感のノン・シンメトリー・デザイン
・レゾナンス・コントロール・ネットワーク(コイルを使用しない独自のネットワーク)を採用

●取り扱い:株式会社レクスト REQST Inc.
〒113-0001
東京都文京区白山1-18-7-B1
Tel:03-5840-8581
Fax:03-5840-8584

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  • ブランドREQST PRO
  • 型番DW-S1
  • 発売日2005年10月中旬より出荷開始
  • 価格\504,000(ペア、税込)
【SPEC】
●使用ユニット:170mm DDLinearウーファー×2、30mm Dual Emissionトゥイーター●形式:2ウェイ・半密閉式●再生周波数帯域:40Hz〜60kHz●出力音圧レベル:89dB●インピーダンス:公称4Ω(最小3Ω)●入力:Nominal→50W、Max→100W、Music→200W●寸法:230W×385H×204Dmm●質量:6.6kg