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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
Ballet Mecanique
やくしまるえつこ＋砂原良徳 ポップス 無 FLAC WAV96kHz/24bit
レーベル：みらいレコーズ 配信サイト：e-onkyo music
坂本龍一氏1986年発表アルバム「未来派野郎」収録曲をアニメーション映画「ANEMONE／交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」挿入歌として、やくしまるえつこさんと砂原良徳さんのコンビネーションでカバー。「Ballet Mécanique」は坂本氏自身のプロデュースによる中谷美紀さん「クロニック・ラブ」の原曲でもあり、そちらでこのメロディに聞き覚えのある方も少なからずだろう。序盤は特に音数を抑えたアレンジとなっており、ゆったりとしたメロディもあってやくしまるえつこさんの声や表現の魅力を感じやすい。またその音数の少ない場面では、ひとつひとつの音の研ぎ澄まされ方も際立つ。空間性も豊かだが、イヤホンやヘッドホンで声や音のそれぞれに耳をそばだてるような聴き方もしてほしくなる。（FLAC 96/24 にて試聴）
総合点
9.2点
低域の伸び9.1点
高域の伸び9.2点
セパレーション9.2点
ディテール9.2点
透明感9.1点
空気感9.0点
質感9.3点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック
