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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
マーラー：交響曲第2番《復活》
ダニエーレ・ガッティ指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 クラシック 無 FLAC WAV DSD(2.8MHz) DSD(5.6MHz) FLAC（マルチチャンネル） DSD(11.2MHz)192kHz/24bit 96kHz/24bit 44.1kHz/24bit
レーベル：RCO Live 配信サイト：e-onkyo music
■山之内 正レビュー
2016/17シーズンの開幕コンサートのライヴ収録で、首席指揮者に就任したガッティのマーラー観を知るには最適な選曲だ。遅めのテンポで細部を着実に仕上げつつ壮大なクライマックスに向けて高揚を引き出す演奏はこの作品でも大きな成果を上げており、来日公演での第4番の演奏にも通じるスケールの大きさが伝わってくる。木管楽器と独唱陣の柔らかい音色はコンセルトヘボウならではのもので、潤い豊かな弦楽器の響きも絶品。ソプラノはSACDと同様チェン・レイスが歌っている。複数フォーマットを揃え、FLACの5ch、DSF11.2MHz、FLAC352.8/24などの上位形式も選べる。
（DSD 5.6MHzで試聴）
総合点
9.4点
低域の伸び9.5点
高域の伸び9.4点
セパレーション9.4点
ディテール9.3点
透明感9.3点
空気感9.5点
質感9.4点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック
