優秀録音ハイレゾ音源レビュー

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藤倉大:ピアノ協奏曲第3番《インパルス》、ラヴェル:ピアノ協奏曲 他

小菅優 クラシック FLAC DSD(2.8MHz)
192kHz/24bit
レーベル:Sony Reocrds 配信サイト:e-onkyo music

■山之内 正レビュー
藤倉大《インパルス》は小菅優のために書かれた作品で、このピアニストならではの研ぎ澄まされた音を意識したと思われる独奏ピアノの力強い存在感が聴きどころだ。限界を感じさせないピアノのダイナミックレンジの大きさや特殊奏法を駆使したオーケストラの音色の多彩さなど、CDの枠組みには収まらないようなインパクトの強い音がふんだんに入っており、再生システムの実力が問われる。金管楽器と打楽器とピアノが大音圧で対峙する後半パートは音量の上げすぎにも注意したい。
(DSD 2.8MHzにて試聴)

総合点 9.4
低域の伸び9.4点 高域の伸び9.5点 セパレーション9.4点 ディテール9.5点 透明感9.4点 空気感9.4点 質感9.4点 静寂感9.4点 残響 奥行き 音像 アタック