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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
シベリウス：組曲《ペレアスとメリザンド》他
指揮：エドワード・ガードナー、ベルゲンフィルハーモニー管弦楽団 クラシック 無 FLAC96kHz/24bit
レーベル：CHANDOS 配信サイト：e-onkyo music
■山之内 正レビュー
劇付随音楽《ペレアスとメリザンド》に加えてシベリウスの代表的な交響詩を複数収録したアルバムで、この作曲家の個性的な管弦楽の響きを忠実にとらえた優秀録音だ。タイトル作品と《ルオンノタル》で歌うリーセ・ダーヴィドセンのソプラノ独唱は強弱の起伏の大きさと劇的な表現力が抜きん出ていて、必聴。《タピオラ》では瑞々しく潤い豊かなヴァイオリンと表情豊かな木管群の音色に耳を傾けたい。ベルゲンのグリーグホールで2018〜2021年に録音。
（FLAC 96/24にて試聴）
総合点
9.5点
低域の伸び9.5点
高域の伸び9.4点
セパレーション9.4点
ディテール9.5点
透明感9.5点
空気感9.4点
質感9.5点
静寂感9.5点
残響
奥行き
音像
アタック
