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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ブラームス：交響曲第2番＆第3番
指揮：尾高忠明、大阪フィルハーモニー交響楽団 クラシック 無 FLAC WAV DSD(2.8MHz) DSD(11.2MHz)192kHz/24bit 96kHz/24bit
レーベル：EXTON 配信サイト：e-onkyo music
■山之内 正レビュー
尾高忠明と大阪フィルのブラームスの録音は、前回の第1番に続く第二弾で第2番と第3番をカップリング。ザ・シンフォニーホールで行われた公演をDSD11.2MHzで収録しており、ステージとホール空間を満たす重厚で温度感の高い響きが最大の聴きどころだ。特に弦楽器は高弦の芯のある音色とたっぷりとした厚みのある低弦がバランス良く溶け合い、第2番ではホルンとのハーモニーの美しさを際立たせている。コントラバスの最低音域まで余韻がスピーカーの外側に広がり、聴きてを柔らかい響きで包み込む。
（DSD 11.2MHzにて試聴）
総合点
9.3点
低域の伸び9.4点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.2点
ディテール9.2点
透明感9.2点
空気感9.3点
質感9.2点
静寂感9.2点
残響
奥行き
音像
アタック
