トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2026/04/17 06:40
【連載】ガジェットTIPSリターンズ

AMラジオ局が続々と停波へ。「電波の空き地」は何に使われる?

海上 忍

2026年3月30日、NHKは運用中のラジオ3波(ラジオ第1放送、ラジオ第2放送、FM放送)を「NHK AM」と「NHK FM」の2波に再編しました。ラジオ第2放送は停波となり、そこで放送されていた番組一部は「NHK AM」または「NHK FM」へ移行する運びです。



Image:jakkapan/Shutterstock.com


AM停波を中心としたラジオ局の再編は、NHKに限った話ではありません。日本のAMラジオ局47局中44局がワイドFMの普及や設備老朽化を理由に、2028年秋までに停波しFM放送へ転換する「FM転換」計画を明らかにしています。ラジオ放送を管轄する総務省もAM局の運用休止に係る特例措置を設け、円滑な移行の後押しを行っています。


日本のAM放送では実用上531 - 1,602kHzの周波数帯が利用されており、AM局の停波が進むとその大半が使われなくなり "空き地" が生じることになります。総務省と日本民間放送連盟は、その "空き地" の活用に関する具体的な計画は明らかにしていませんが、緊急時の防災インフラとして使う、遠方まで届く中波帯の特性を活かし農業やIoT通信に転用する、などのアイデアが出されています。


AM局が使用してきた中波帯は、LED照明やスイッチング電源など家電製品が発するノイズに影響を受けやすいなど、現在の都市環境には不向きな側面があります。その点を考慮すると、非常時の活用を見据えつつ "空き地" のまま維持される可能性もあるのではないでしょうか。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 自治体公用車カーナビでのNHK受信料支払い問題、全国知事会が契約見直し提言。NHKもコメント
2 「Xperia 1 VIII」のスマホらしからぬ原石のような質感にソニーショップ店長も思わずにやり。「“愛でる”とはまさにこのこと」
3 女子プロゴルフ「明治安田レディスゴルフトーナメント」7/16から4日間の放送・配信予定
4 マランツ、HDMI搭載の新入門プリメイン「MODEL 70」。aptX AdaptiveでのBluetooth送受信にも対応
5 日本オーディオ協会、「ハイレゾロゴ」認証の規格を改定。低域限界周波数も新たに規定
6 マランツ、新エントリーCDプレーヤー「CD 70」。最新世代DACや独自アンプ技術でパフォーマンス追求
7 MotherAudio、Sound by YAMAHAを冠したスピーカーユニット「MS-TAMANEGI」
8 “Music First”のスピリッツ息づく。イギリス名門・ARCAMの最新プリメインが秘めるスマートな音楽性を聴く
9 TCL技術者が超ディープに解説!「なぜSQD-Mini LEDはRGB Mini LEDより優れているのか?」
10 Google提案の「Opus HD」コーデックが「ハイレゾオーディオワイヤレス」認証取得
7/17 13:05 更新

WEB