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公開日 2022/08/04 06:40
【連載】ガジェットTIPS

10年以上前に設置したLED電球、「まだ光ってる」けど交換したほうが良いかも?

海上忍
そういえば最近 “触ると熱い” 電球を見かけないかも...という人は多いはず。現在一般家庭で利用されている「電球」は、白熱球と蛍光球、LED電球の3タイプありますが、触ると熱いのは白熱球。冬場は暖かくていいのですが、ほかの2タイプと比べ消費電力が大きく発熱量も大きいため、LED電球への置き換えが進んでいます。

左から白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球(Image:Somchai Som/Shutterstock.com)

その置き換えが喧伝されはじめたのは、10年以上前のこと。すぐに着手したのであれば、10年以上経つけど変わらず点灯している、さすが長寿命といわれるだけある、とメリットを実感しているのではないでしょうか。しかし、点灯しているからといってその状態がベストとは限りませんよ?

なぜなら、LED照明は点灯時間が長くなるにつれ光量が低下するから。白熱球のように突然フィラメントが切れて点灯しなくなることはありませんが、月日の経過とともに暗くなっていくのです。一般的にLED電球は、光量が工場出荷時点の70%に低下するまでの総点灯時間を寿命と定義されており、4 - 5万時間ほどでその段階に到達するとされています。

Image:Cegli/Shutterstock.com

ということは、設置から10年ほど経過したLED電球は、総点灯時間にもよりますが、20%近く光量が低下している可能性があります。

LED照明が性能向上を続けていることも忘れてはいけません。LED照明推進協議会(当時)が2008年に発表した白色LEDの発光効率改善ロードマップによれば、2015年には150lm/W、2020年には230lm/W相当の発光効率に到達するとされていましたが、現実としてそれに近い水準となっています。言い換えれば、同じ値段でより明るいLED電球を購入できるのです。

モノを長く使うことも大切ですが、消費電力と明るさの関係を考えれば、当初より暗くなった照明器具のリプレイスは合理的な判断です。薄暗い照明でガマンし続けるより、精神衛生的にもメリットがありますよ。

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