トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2019/08/31 06:30
【連載】ガジェットTIPS

LANケーブルのCAT5とか6とかって何? サクッと解説!

海上忍
いまや一般家庭でも当たり前の「LAN(ラン)」。Local Area Networkの略で、比較的狭い範囲に構築されるネットワーク環境を意味します。そのLAN内部で機器を接続する方法としては、気軽に移動でき、スマートフォンやノートPCで扱いやすい無線LAN(Wi-Fi)が近年人気ですが、壁やドアなど障害物に影響を受けない有線LANにも需要があります。

その有線LANで使用されるケーブルは、8極8芯のモジュラー式コネクタ「RJ-45」を両端に備えたシンプルな構造です。片方をルーターやハブなどのネットワーク機器に、もう片方をパソコンや薄型テレビ、ネットワーク対応オーディオ機器などに接続すればOK、無線LANのようなパスワード設定は無用です。最近ではIPアドレスの自動設定が当たり前ですから、LANケーブルでルーターとつなげばセットアップ終了ということも珍しくありません。


しかし、LANケーブルは差し込めさえすればいい...と結論付けるのはいささか短絡的です。有線LAN(イーサネット)にはいくつもの仕様があり、仕様ごとに要求されるケーブル品質やコネクタ形状、対応する通信規格が定められています。それが「カテゴリー」で、家庭向けのネットワーク機器やデジタル家電には通常カテゴリー5(CAT5)以降のケーブルが利用されています。コネクタがまったく同じ形状で無理なく接続できますが、それぞれのカテゴリーで内部配線やシールド性能に差があるのです。

安定した高品質な通信を行うためには、ネットワーク機器の通信仕様/最大通信速度に応じたカテゴリーのLANケーブルが必要です。たとえば、ギガビットイーサネット(1000BASE-T)対応製品でCAT 5のLANケーブルを使うと、スペックを超えた運用になるため(1000BASE-Tの信号周波数は125MHz)、ごく短距離ならばともかくCAT 5では通信が安定しなくなる可能性があります。市販のLANケーブルには、必ず対応カテゴリーが明記されていますから、利用するネットワーク機器の通信性能に応じたものを選びましょう。

【LANケーブルのカテゴリ(RJ-45端子)】
カテゴリ伝送帯域最大伝送距離最大伝送速度対応通信規格
Cat 5※100MHz100m100Mbps100BASE-TX
Cat 5e100MHz100m1Gbps1000BASE-T
Cat 6250MHz100m1Gbps1000BASE-T
Cat 6A500MHz100m10Gbps10GBASE-T


※ISO 11801 Amendmentなどの規格をパスした製品であれば、1000BASE-Tの通信が可能です。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 サウンドクリエイトが、“いまあえて推したい”CDプレーヤー。3万円台のコンパクト機、FIIOの「DM13 BT」
2 新作「AirPods 5」は上位モデル「AirPods Pro 3」と何が違う?共通点は?まとめてみた【レビューあり】
3 ビックカメラ・コジマ、最大10%還元のPayPayクーポン配布開始。10月4日まで期間限定
4 TVアニメ『ちいかわ』10月よりリバイバル放送。新作放送は2027年1月再開予定
5 AVIOT完全ワイヤレスイヤホン「TE-W2」&最新ピヤホン「TE-W2-PNK」徹底レビュー! 新ドライバーでさらなる高みへ
6 レトロゲーム『悪魔城ドラキュラ』無料配信。楽曲のレコード化やサブスク配信も
7 ジョージ・ハリスン作品、高音質レコード「100% Pure LP」に。最新リマスターSHM-CDも
8 有機ELテレビはシャープAQUOSの48V型「4T-48S9A」が初の1位<ビジュアル&関連製品売れ筋ランキング8月>
9 「LeminoでWOWOWが観られる!」。新生Leminoが10/1スタート、コンテンツ大幅拡充へ
10 KHADAS、厚み17mmのコンパクトなデスクトップDAC/アンプ「Tone2 Pro」。独自のバランスRCA出力も搭載
9/28 10:20 更新

WEB