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公開日 2026/04/14 18:10
世界一フラットを謳うヒンジ設計

OPPO、国内初の折りたたみ型スマホ「Find N6」4/15発売。2億画素カメラやAI機能搭載

編集部:原田郁未

OPPOは、フォルダブル(折りたたみ)スマートフォン「OPPO Find N6」を4月15日(水)より順次発売する。価格はオープンで、公式サイトでの直販価格は318,000円(税込)。カラーバリエーションはブロッサムオレンジ、ステラーチタニウムの2色を用意する。



OPPO Find N6(ブロッサムオレンジ/ステラーチタニウム)


同社のハイエンド折りたたみ端末 “Find Nシリーズ” において、世界一のフラットさをうたうディスプレイ、高性能カメラ、AI機能を融合したフラグシップ機に位置づけられる。同社の折りたたみモデルが国内展開されるのは今回が初となる。


最大の特徴は、折り目を極限まで抑えたディスプレイ設計だ。第2世代チタニウム高精度ヒンジと「オートスムージングフレックスガラス」により、60万回の開閉後も折り目が付きにくい構造を実現したという。


ヒンジは4軸の対称構造を採用し、ディスプレイにかかる力を均等に分散。さらに3D液体プリント技術でヒンジ表面を高精度に整え、プレート差を0.05mmまで抑えた。耐久性については、ドイツの第三者認証機関TUV Rheinlandによる認証も取得している。




折り畳んだ本体の背面



全開にしたメインスクリーン



メインスクリーンは約8.1型のQXGA+(2,480×2,248) AMOLED、カバースクリーンは約6.6型のフルHD+(2,616×1,140)AMOLEDで、いずれも最大120Hz駆動に対応。日光下での最大輝度は両画面とも1,800nit。超低輝度1nit表示や高周波PWMアイケア調光にも対応する。




途中まで折りたたみながらの使用も想定



60万回開閉しても目立たない折り目を訴求



カメラは、ハッセルブラッドとの共同開発によるクアッド構成を採用。約2億画素の広角カメラを中心に、約5000万画素のペリスコープ望遠、約5000万画素の超広角、約200万画素のマルチスペクトルカメラを搭載する。広角カメラは1/1.56型センサーとF1.8レンズを採用し、望遠カメラは光学3倍ズームに加え、AI補正を用いた最大120倍デジタルズーム、最短10cmのマクロ撮影にも対応。超広角カメラは120度の画角を備える。




メインカメラは約2億画素



質感や色彩の鮮明さを訴求



マルチスペクトルカメラは、画像を細かく分割して色温度を検知し、独自のLUMOイメージエンジンでゾーンごとに最適補正を行うことで、夕景や複雑な照明環境でも自然な色再現を実現するとしている。インカメラは、カバー側・内側ともに約2000万画素。


開いた状態では、カバーディスプレイでプレビューを確認しながらアウトカメラで自撮りできるほか、半開きで自立させてジェスチャー操作によるハンズフリー撮影も行える。動画は4K/120fpsのDolby Vision撮影に対応し、OISとEISのデュアル手ブレ補正も搭載。加えて、16KのHasselblad高解像度モード、ハッセルブラッドのカメラ「X2D」での撮影表現を再現するマスターモード、65:24のXPANモード、Hasselbladポートレートなども利用できる。




半開きの状態での撮影も可能



プレビューを確認しながら自撮りできる



プロセッサーには「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を採用。QualcommのOryonアーキテクチャと3nmプロセスを採り入れた最新世代チップで、16GB RAMと512GBストレージを備える。RAMは最大28GB相当まで拡張可能。独自のトリニティエンジンにより、チップレベルの最適化とスマートなリソース配分を行い、CPU性能を高めながら消費電力も抑えるとしている。OSはAndroid 16ベースの「ColorOS 16」を搭載する。


機能面では、AIによる情報整理機能「AI Mind Space」を搭載。3本指スワイプやSnap Keyの短押しで画面を解析し、要約、分類、タグ付けを行う情報アシスタント機能で、日程情報のカレンダー登録提案にも対応する。メール、LINE、Instagramなど複数アプリにまたがる情報をひとまとめに管理できるのも特徴。


写真編集では、AIポートレートグロー、AI消しゴム、AIぼけ除去、AI反射除去、AIパーフェクトショットなども利用できる。大画面を活かしたFree-Flow Windowやビュー分割により、最大4つのアプリを同時操作でき、テキストや画像、ファイルのドラッグ&ドロップにも対応する。



同時に複数のアプリを操作できる

 

別売オプションとして、AI機能をさらに拡張するタッチペン「OPPO AI Pen Kit」(19,980円/税込)を展開。AIチャートやAI Image機能により、手書きメモやイラストを整理・変換できるほか、4,096段階の筆圧感知にも対応。ペンではレーザーポインターやクイックメモ、キャプチャーなども利用できる。ラフなメモをPowerPoint向け資料に整えたり、下書きから完成イラストを生成したりといった用途を想定する。




「OPPO AI Pen Kit」は別売



ざっくりとした下書きから表を生成できる



そのほか、ColorOS 16ではルミナスレンダリングエンジンによる滑らかなアニメーションや、アクアダイナミクス表示を搭載。O+ Connectを使えば、iOSデバイスとのファイル共有や、OPPO端末上でiPhoneの着信応答、メッセージや通知の受信、PCへのスマホ画面ミラーリングにも対応する。ゲームモードでは不要通知の非表示やバイパス充電設定も可能で、発熱を抑えながら安定動作を図る。筐体側面には物理ボタン「Snap Key」を搭載し、よく使う機能をすぐ起動できるようにした。


防塵防水はIP56/58/59に準拠。真水への水没、高圧噴流水、80度の高温水噴射に耐える仕様で、フレームには航空宇宙グレードのアルミニウム合金を採用する。通信面は、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be、Bluetooth 6.0、GPS/GLONASS/BDS/Galileo/QZSS/NavICに対応。USB Type-CはUSB 3.2 Gen1準拠で、サウンドはステレオスピーカー、生体認証は側面指紋認証と顔認証を備える。デュアルSIM仕様で、nanoSIM+nanoSIM/eSIMの構成をとる。


本体の厚みは折りたたみ時約8.9mm、展開時約4.2mmで、質量は約225g。バッテリーにはOPPOのシリコンカーボンアノード技術を活用し、約6,000mAhの容量と薄型化を両立。ストリーミング動画であれば連続約26時間の再生が可能だとする。


独自の急速充電規格であるSUPERVOOCフラッシュチャージをサポートし、付属の充電器で80Wの大電力充電が可能。また最大50WのAIRVOOCワイヤレス充電もサポートする。ソフトウェアによる加熱技術を投入しており、マイナス20度の極寒環境でも充電と使用が可能とのこと。保護フィルム、SIMピン、保護ケース、80W充電器、USB Type-Cケーブルなどが付属する。


なお発売を記念した数量限定特典として、OPPO Find N6を購入すると上述のOPPO AI Pen Kitと専用ケースがプレゼント。無くなり次第終了となる。さらに直販限定で、購入から1年間、破損したスクリーンを1回のみ無料で交換できる画面保証サービスを提供する。


ほか購入者を対象としたプレミアムサービスを展開。保護フィルムの無償貼り替え、OPPO端末が正式発売された地域であればどこでも修理やソフトウェア更新が利用できるグローバル保証、有償修理の15%割引などが受けられるとしている。


 


製品発表会を実施


製品発表会には、オウガ・ジャパン 専務取締役の河野謙三氏、同社営業推進部プロダクトマネージャーの中川裕也氏、OPPO本社のイノベーティブ製品開発ディレクターである成 蛟(チェン・ジャオ)氏が登壇した。



左から、河野氏、成氏、中川氏


OPPOが折りたたみ端末の開発に着手したのは2018年のこと。2021年に最初の折りたたみ端末を市場に送り出し、この度のFind N6で5世代目を数える。


にも関わらず、長らく国内市場への投入を見送ってきた背景について、河野氏は「国内市場でもフォルダブルスマホへの関心があることは分かっていたが、『でも折りたたんだ時に厚くなりそう』『でも折り目が気になる』など、日本のユーザーが見逃さないであろう “でも” が付きまとっていた」と説明。


しかし長年の研究開発により、その “でも” が解消されたと判断。「大きな決断だったが、納得してもらえると確信した上での挑戦」として、Find N6の国内市場投入に至ったと述べた。




河野謙三専務取締役



同製品はフォルダブルモデルとしては5世代目になる



プロダクトマネージャーの中川氏は、Find N6について「ポケットに入れても存在感がなく、折りたたんでいることを忘れるようなコンパクトさ」をアピール。カメラ性能についても、「質感や色味を、目の前で見ている景色のように再現する」と説明したほか、OPPO AI Pen Kitを活用した作業効率化についても紹介した。




中川裕也 営業推進部プロダクトマネージャー



同製品の様々な特徴を紹介



開発を担当した成氏は、折り目対策の詳細について解説。単一の部品改善だけではなく、あらゆる要素を取り除きながら折り目をなくす必要があったと語った。


開閉耐久性の向上にも取り組み、「凹凸を限りなくゼロに近づける0.05mmの実現は大きな挑戦だったが、それを目指した」と説明。チップレベルの3Dプリント加工技術、分光焦点スキャン技術などを開発に活用し、量産化にあたり専用の生産ラインも構築したという。




成 蛟イノベーティブ製品開発ディレクター



量産に向けての生産ラインについて紹介した



会見の最後には、今年3月にグローバル発表されていた非折りたたみタイプのフラグシップ・スマートフォン「OPPO Find X9 Ultra」について、今夏の国内発売をアナウンス。折りたたみタイプの導入とあわせ、同社の日本市場でのさらなる事業拡大をうかがわせた。



3月に発売予告が行われていた「OPPO Find X9 Ultra」が日本でも発売決定


 

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