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公開日 2021/03/19 12:51
競技タイトルも発表

ソニーが世界規模の格ゲー大会「EVO」を買収。2021年はオンラインで開催

編集部:成藤 正宣
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、米Endeavorグループのベンチャー企業RTSと共同で設立したeスポーツ合弁会社を通じ、世界最大規模の対戦型格闘ゲームの大会「The Evolution Championship Series(Evo)」に関する資産を買収したことを発表した。

SIEが米RTSと共同で世界的な格ゲー大会「Evo」を買収

EVOは、1996年にTom Cannon/Tony Cannon兄弟が立ち上げたアーケードゲーム大会を前身として、2002年から毎年開催されている格闘ゲームの大会。日本からも数多くのプレーヤーが出場し、梅原大吾(ウメハラ)選手、ヌキ(大貫晋也)選手、ときど選手らが優勝や上位入賞を果たしている。なお、Tom Cannon/Tony Cannon兄弟は、アドバイザーとして引き続きイベントに携わっていくという。

新体制となる今年は完全オンラインのイベント「Evo Online」として開催され、米国時間の8月6日〜8日、8月13日〜15日に開催。競技種目には、バンダイナムコエンターテインメント『鉄拳7』、カプコン『STREET FIGHTER V CHAMPION EDITION』、Warner Bros. Games『Mortal Kombat 11 Ultimate』、アークシステムワークス『GUILTY GEAR -STRIVE-』が選ばれている。

本件についてソニーは公式ブログにて、「格闘ゲームコミュニティやeスポーツを発展させていくためのエキサイティングな第一歩であり、これからもPlayStationプラットフォーム上で競争力のあるプレイヤーの皆さんを広く支援してまいります。格闘ゲームは、PlayStationプラットフォームでも非常に人気が高く、2020年だけでも11億時間以上プレイされています。私たちはこれからも、プレイヤーの皆さんが対戦をする上であらゆる障害をなくし、彼らの技術やゲームへの情熱を披露できる最上級の世界的なプラットフォームをご提供することをお約束いたします」とコメントしている。

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