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公開日 2018/09/01 06:30
ケーブルが3種類付属、ワイヤレス化も可能

<IFA>RHA、注目の平面駆動型イヤホン「CL2 PLANAR」初披露。試聴レポあり

編集部:成藤正宣
ドイツ・ベルリンで開催中の国際コンシューマー・エレクトロニクス展覧会「IFA2018」。会場には、日本で取り扱いのあるオーディオブランドも多数出展している。

英RHAは、同社がこれまで発売してきた有線/無線イヤホンに加え、先日発表されたばかりの平面駆動型ドライバー搭載イヤホン「CL2 PLANAR」を初出展した(関連ニュース)。

同社初の平面駆動型ドライバー搭載イヤホン「CL2 PLANER」

「CL2 PLANAR」(以下、CL2)は同社初となる10mm平面駆動型ドライバーを搭載したイヤホン。ハウジングにはセラミックの一種であるジルコニアを用いており、ケーブル脱着にも対応。今回は同社従来モデルのような専用端子ではなく、採用メーカーが多いMMCX端子でケーブル脱着が行える。

ブースに展示されたCL2のパッケージ

従来モデルもラインナップ

付属ケーブルは複数同梱。内訳は3.5mmプラグの銅導体ケーブル、2.5mmプラグの銀メッキ導体ケーブル、さらにaptXコーデック対応のBluetoothケーブルとなっている。

ケーブルはすべて専用ケースに収められている

3.5/2.5mmケーブルはどちらも太いものの、しなやかで取り回しは十分。プラグは金属製でコンパクトにまとめられている。耳にかかる部位には、同社の従来製品と同様スプリング状にワイヤーが巻かれており、耳のカーブを記憶させておくことができると同時にケーブルの柔軟さも損なわない工夫がされている。

ケーブルはMMCX端子を採用。イヤーハンガーはスプリング状である程度柔らかい

ウォークマンNW-WM1Aを使い、音のキャラクターを簡単に確認した。筆者は一般的なイヤホンではWM1Aのボリュームを60前後に設定しているが、CL2で同程度の音量を得ようとすると、ボリュームは70前後となった。

3.5mmケーブルで試聴すると、低音は重心が低く、どっしりとした印象。中高音は高い周波数まで伸び、キレもあるが、それが耳障りにならないよう、程よくバランスが取られている。

低音はやや強めに思えるが、耳を疲れさせる過度な刺激が少なく、音の分離も良いため、長い時間でも音楽を再生していたくなる“聴きやすい”イヤホンだと感じられた。この特徴はBluetoothケーブルに付け替えても大きく変わらず、有線/無線どちらを選んでも同等の音質が楽しめそうだ。

Bluetoothケーブルのデザインは、従来の同社ネックバンド型Bluetoothイヤホンとほぼ同等

CL2は、欧州では799.25ユーロで9月12日から発売開始するが、他の地域でも順次発売していくとのことだ。

IFA2018のRHAブース遠景

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