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公開日 2026/06/20 09:00
LuKang Audioは台湾から社長も来日

<OTOTEN>日本・台湾コラボで生まれた仮想アース内蔵スピーカー「Spoey200 GD」/ナガオカはMP型カートリッジをアピール

編集部:小野佳希

オーディオビジュアル関連のブランドが多数集うイベント「OTOTEN2026」が開幕。本稿では、光城精工と台湾・LuKang Audiとの協業で誕生した仮想アース内蔵スピーカー「Spoey200 GD」や、ナガオカの“MP型”カートリッジの展示についてレポートする。


LuKang Audio


WAPANは、OTOTEN初日にメディアに向けての発表会を開催。台湾・LuKang Audio(ルーカン・オーディオ)の新スピーカー「Spoey200 GD」を国内で販売することを明らかにした。



同製品は光城精工の仮想アースをスピーカーの内部に組み込んだというもの。オーストリアのウィーンで先日開催されたオーディオショウ「ウィーン・ハイエンド」で海外発表されていたモデルの日本市場投入が正式発表された格好だ。



価格は792,000円(ペア・税込)で、OTOTENに合わせて6月19日から予約受付を開始。購入者には今夏終わりまでに出荷予定だという。


型番の「GD」は「グラウンド」を意味しており、ベースとなっている「Spoey200」に仮想アースでグラウンドを追加したことを表している。本製品のために光城精が特別に開発した仮想アースをスピーカーユニットのマイナス端子側に装着している。



ルーカン・オーディオの社長であるRox Shih(ロックス・シー)氏は、「(ベースモデルのSpoey200と)スピーカーユニットは変えていないのに、低域がクリアになった。これはまさに仮想アースの効果だ」と説明。



光城精工の土岐泰義氏(左)とルーカン・オーディオのロックス・シー氏(右)


音出しデモも行い、「バイオリンのボウイングのストロークもしっかり表現できるようになったことや、音場定位が向上したことを感じてもらえたことと思う」と、仮想アースによる音質向上効果をアピールした。また、「他の製品への仮想アース内蔵も検討している」と、今後の展開拡大にも言及した。


なお、ルーカン・オーディオは輸入代理店事業から元々スタートした企業であり、光城精工の台湾での代理店を現在担当している。その縁から光城精工が提案し、今回の製品開発につながったのだという。


ナガオカ


ナガオカは、同社独自の“MP型”カートリッジをアピール。シリーズ最上位モデル「MP-700」の音出しデモなどを実施している。



「MP」は「ムービング パーマロイ」を表しており、一般的な磁石を誘導体とするMM型と比較して、軽い鉄片(パーマロイ)をカンチレバーに取り付け軽量化を図っている、これによってレコード針の動きの自由度を高めた。


MP-700ではカートリッジ内部に新たに磁束誘導プレートを追加することで、磁気回路内における磁束の流れの効率化を図った。そして、カンチレバー後端のパーマロイ周辺での磁束量増加に伴い、微弱な振動に対する感度が向上したことで、空間表現を支える微細な音を幅広く捉えることが可能に。これにより、音像や定位がさらに明瞭になったという。



会場では「MP-500」を始めとする兄弟モデルたちも展示。モノラルモデル「MP-MONO」も含め、好みや予算に応じた様々なモデルを用意していることを示していた。

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