• ブランド
    特設サイト
公開日 2019/05/09 06:00

ソニー「Xperia 1」は “音” もすごい、完全ワイヤレスが途切れない! ドルビーアトモスも最高の仕上がり

<山本敦のAV進化論 第175回>
山本 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーモバイルの新しいスマートフォン「Xperia 1(エクスペリア ワン)」が、日本でも初夏に発売される。

ソニーモバイルの最新フラグシップスマホ「Xperia 1」のグローバルモデルをハンズオン

今回はオーディオまわりの練り上げがほぼ最終段階まで到達しているという、Xperia 1のグローバルモデルの試作機を借りることができたので、サウンドを中心にチェックしてみよう。気になる「Qualcomm TrueWireless Stereo Plus」の使い勝手も試してみた。

Xperia 1はソニーグループの技術を惜しみなく投入した新しいフラグシップモデルだ。世界で初めて4K有機ELディスプレイを載せたスマホであることや、 “レンズ交換” が楽しめる3眼カメラユニットの採用、プロ顔負けのシネマライクな動画が簡単に撮れる新機能「シネマプロ」など、見どころを数え上げれば切りがない。端末の詳細については筆者が2月にMWC 19 Barcelonaの会場で開発者に聞いたインタビューや、編集部による体験会レポートなどの記事も参考にしてほしい。

スマホとして世界初となる解像度3,840×1,644画素の4K有機ELディスプレイを搭載。発色が鮮やかで没入感あふれる「シネマワイド」体験を味わえる

側面に指紋認証センサーを搭載した

ドルビーアトモス再生は驚きの立体感

繰り返しになるが、今回ソニーモバイルコミュニケーションズから借りたXperia 1は、グローバルモデルの試作機である。オーディオまわりはほぼ最終段階まで仕上がっているということだが、国内モデルの仕様やインターフェースの表示などについては、初夏に予定されている発売までに変更される可能性もあることを予めお伝えしておきたい。なお、テストは端末のネットワーク設定を機内モードにして行っている。

本体の背面。パネルはフラットなデザインとして、メインのマテリアルには光沢感を持たせたカラーガラスを採用している

背面にはトリプルレンズカメラ。上から35mm換算で焦点距離26mm(F1.6)の標準レンズ、ポートレート撮影用の52mm(F2.4)望遠レンズ、そしてウルトラワイドアングル仕様の16mm(F2.4)広角レンズとなる

まず最初に、本機がXperiaシリーズとして初めて対応した立体音響技術、ドルビーアトモスのパフォーマンスを再度確認してみよう。筆者はMWCの会場でドルビーアトモス再生のデモを体験しているが、もう一度静かな環境で試せる機会を心待ちにしていた。コンテンツはソニーがデモンストレーション用に制作した映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のトレーラーを視聴した。

デモンストレーション用のコンテンツ『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』を視聴した

Xperia 1は内蔵スピーカーとヘッドホン出力の両方でドルビーアトモス再生ができる。さらにスマホ向けのドルビーアトモスの機能として用意されている、切り替え可能な「映画」と「音楽」の両モードについては、プリセットされたパラメーターをソニーモバイルが独自に調整、ブラッシュアップを図った。

はじめに内蔵スピーカーのサウンドをチェックした。Xperia 1は本体のステレオスピーカーの取り付け位置が従来モデルから変更され、本体を縦に構えた時に下側に位置するスピーカーの開口部がフレーム側面に向かって付いている。

左右スピーカーの出音のバランスが気になるところだが、端末の背面に両手を添えて画面に正対して、顔から30〜40cmほど離して音を聴いても、タイミングのズレや強弱の偏りは感じなかった。

サウンドはとてもエネルギッシュで、明瞭なステレオイメージの分離感も得られる。ただしスマホの場合は本体の構え方や、組み合わせるケース、画面に貼るフィルムによっても音の聴こえ方が変わってくるものなので、ベストコンディションでXperia 1のサウンドを楽しむには、ケース無しの端末を背面から手を添えて持つスタイルがおすすめだ。

次ページドルビーアトモス再生のスゴさを再確認

1 2 3 4 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX