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PR上質なデザインとこだわりの音質

いつものテレビが驚くほど臨場感豊かに。ビクター「SP-WS10BT」は既成概念を覆す“天然木”お手元テレビスピーカーだ!

公開日 2025/11/17 06:30 草野晃輔
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概念を覆すお手元テレビスピーカー、ビクター「SP-WS10BT」をレビュー

テレビの音を手元でクリアに聞くための「テレビスピーカー」。その言葉から、どのような製品を思い浮かべるだろうか。おそらく多くの人が、やや実用性に偏り、デザインは二の次といった製品を想像するかもしれない。

しかし、ビクターから登場する新しいワイヤレススピーカー「SP-WS10BT」は、その既成概念を心地よく裏切ってくれる。

天板に配されたしっとりとした質感の天然木ウォルナット。アルミハンドルがアクセントとなった上質な佇まい。これは単なる補助スピーカーではない。テレビの音響体験を格段に向上させ、時にはBluetoothスピーカーとして音楽に寄り添い、インテリアとして空間を彩る。

聴こえの不安を感じ始めた方はもちろん、音とデザインにこだわる全ての人の日常を、確実に豊かにしてくれる一台だ。今回はSP-WS10BTを筆者の自宅で使用し、音質や使い勝手、質感などのインプレッションをお届けする。

家具を選ぶように、スピーカーを選ぶ。天然木がもたらす所有する喜び

ビクターのSP-WS10BTは、テレビに接続する小さな送信機(トランスミッター)と、バッテリー内蔵のポータブルスピーカーがセットになったテレビスピーカーだ。

設定は驚くほど簡単で、送信機をテレビと電源に繋ぐだけ。あとはスピーカーの電源を入れれば、すぐにテレビの音声が手元から流れ出す。この手軽さは、デジタル機器に不慣れな人にとっても大きな魅力だろう。

しかし、SP-WS10BTの真価はその利便性にとどまらない。

スピーカー本体を手に取って最初に目を奪われるのは、天板にあしらわれた天然木のウォルナット材である。聞けば、これは一枚板だという。しっとりと落ち着いた木目はふたつとして同じものがなく、それだけで所有欲を掻き立てられる。

側面を覆うファブリックメッシュと、グリップ感の良いアルミ製ハンドルの組み合わせは、さながら北欧の高級オーディオ製品のような風格を漂わせる。

この洗練されたデザインは、置き場所を選ばない。“いかにも”なスピーカー然とした威圧感は皆無で、リビングのコーヒーテーブルはもちろん、キッチンのカウンターやベッドサイドなど、どんな空間にもすっと溶け込むだろう。

ビクターは近年、ブランドの象徴として「木」を用いた製品開発を積極的に進めているが、このSP-WS10BTもまた、そのフィロソフィーを色濃く反映したモデルといえる。これはもはやAVアクセサリーではなく、暮らしを彩るインテリアの一部。家具を選ぶような感覚で、このスピーカーを選びたくなるのも頷ける。

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