USB3.0で初のガルバニック・アイソレーター

iGalvanic3.0 テクニカル・ノート ― 全てのコンピューター・オーディオ・ファイルへ向けたアイソレーターとは?

iFI-Audio(翻訳:生塩昭彦、構成:オーディオ編集部)

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2017年08月22日
iFI-Audioからまたユニークな製品が登場する。その名もiGalvanic3.0(関連リンク)。これまでもiFI-Audioからはmicro iUSB3.0やnano iUSB3.0、iPurifier2など、USBにまつわるさまざまなアクセサリーが登場していたが、本機iGalvanic3.0は同社初となるUSB3.0の高速伝送に対応したUSBアイソレーターである。iGalvanic3.0に搭載された他のオーディオブランドにはないユニークなアイデアと技術について、本国からテクニカルレポートが届いたのでお伝えしたい。


Part1:コンピューターオーディオの「聖杯」

映画『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』で、インディ・ジョーンズは杯だらけの洞窟の中で、最後の晩餐で使われた聖杯を選ばなければなりませんでした。

USBオーディオも、同じような命題に溢れています。USBコンピューター・オーディオの音を良くする最良の機器を選び出すにあたっては、仰天するほどの選択肢が目の前にずらりと並んでいるからです。

最も効果的なUSBのソリューションのひとつが、ガルバニック・アイソレーション(絶縁)であると広く考えられていますが、実際にはそれがほとんど実行されていないことを見ると、技術的に乗り越えるべき容易ならざる壁があるのだということが分かります。

iFI-Audio「iGalvanic3.0」(¥45,000/税別)

調査に2年を費やした結果(それ故に私たちはこの製品をもっと早くに発表できなかったのです)、私たちは心からこれに同意します。iGalvanic3.0は、私たちにとってより「技術的な挑戦となる」企画となったのです。

しかしiFiのチームは、「いまこそ」歓喜してiGalvanic3.0を発表します。これは、USB3.0上で超高速にガルバニック・アイソレーションを実現することができる機器のひとつです。

USBオーディオを改良する機器の海の中にあって、iGalvanic3.0こそが「聖杯」なのです。

このガルバニック・アイソレーションを可能とした段階で、製品を市場に出すこともできましたが、それはAMR/iFiのDNAに反した行為になります。ここを出発点として、私たちはさらに時間をかけて、追加の機能を開発しました。そしてこれによって、この製品はUSBコンピューター・オーディオの究極のソリューションとなったのです。iGalvanic3.0はオーディオ再生の品質を「莫大に」高めるだろうと、私たちは信じています。

◆iGalvanic3.0とは何か?◆

iGalvanic3.0は、全てのコンピューター・オーディオファイルのためにUSBオーディオの品質を高める、「全てが揃った」ソリューションです。

iGalvanic3.0はnanoシリーズのサイズを採用

1 オーディオファイル・グレードのガルバニック・アイソレーション+
2 REclock2/REgenerate2/REbalance2+
3 クリーンなUSB電源*

*ノイズの測定値は、500mAの負荷で0.5μV(0.0000005V)です。iFi製以外のUSB機器をはるかに超えています。これに勝るのは、micro iUSB3.0だけです。


つまり、ほぼすべてのコンピューター・オーディオ・システムの音質を高める、ゼロから開発された「専用の」スタンドアローンのソリューションなのです。

◆iGalvanic3.0はどういう場合に有益か?◆

iGalvanic3.0は、コンピューター・オーディオにUSBを使用している全ての人にお使いいただけます。もっと具体的に言うと、iGalvanic3.0は以下の場合の理想的なソリューションになります。

1 アースループを遮断したい場合
2 高速なUSB伝送を必要とするアプリケーションで、ノイズが合体するのを避けたい場合


こうしてiGalvanic3.0は、USBデジタル・オーディオ・システムから最高の音質を引き出すことが求められる録音スタジオに至るまで、コンピューター・オーディオファイルのための完璧なソリューションとなっているのです。

全てが同等に作られているわけではない

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