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一般的なスピーカーとは違う異次元の世界観

アバンギャルド「TRIO CLASSICO XD」で音楽を堪能する ー 大幅に進化した第三世代の最上位機

公開日 2017/06/23 12:40 鈴木 裕
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アバンギャルドのスピーカー群がさらにブラッシュアップされ、新しいXDシリーズとしてモデルチェンジされ登場した。本稿ではその進化度を探りながら、最高峰システムである「TRIO CLASSICO XD」と「BASSHORN XD」の概要と組み合わせて音楽を存分に楽しんでみたい。

「TRIO CLASSICO XD(7,000,000円/ペア・税抜)」に「BASSHORN XD(5,000,000円・2本1ペア/税抜)」をセットしたシステム

本システムの概要と特徴
バスホーンによるDSP補正は、フィード・フォワード方式を採用

アバンギャルドの「TRIO CLASSICO XD」に「BASSHORN XD」を2セット付加したセットを試聴することになった。第三世代のフラッグシップである。

まず前モデルからの変更点を簡潔に押さえておこう。BASSHORN XDでは2発の30cmのドライバーユニットを採用しているが、内蔵パワーアンプの出力が500Wから1000Wと倍になり駆動力がアップ。制御系のDSPがいろいろと良くなっているが、一番の特徴は、ホーン特有のインピーダンス変動に対し、以前はアナログ回路(モーション・フィードバック)で補正していたのが、デジタルのフィード・フォワード方式となり、低域がハイスピード化された点だ。

BASSHORN XD搭載のXD-1000アンプは、高度なDSPによるデジタルクロスオーバーネットワークを搭載。信号経路からパッシブフィルターを排除して高精度な周波数コントロールを実現し、アナログフィルターの問題点をクリア

ホーンはドライバーユニットが進化し、ボイスコイルもハイインピーダンス化

TRIO CLASSICO XD自体はドライバーユニットが進化。ローミッドの振動板はソフトドームだが、安定度の高いグリッド(格子)構造の繊維に特殊樹脂素材をコーティングしたものに。分割共振や高周波歪みに対処している。

トゥイーター、ミッドレンジドライバーは従来から変更ないが、ネットワーク回路は刷新され、より高音質化しているという。各ユニットはボイスコイルをハイインピーダンスの仕様にして、相対的にアンプのダンピングファクターを450%増しにしたり、スピーカーケーブルの影響を5分の1にしているという。第二世代であるG2からの変更点は少ないが、その音の世界は研ぎ澄まされたものになった。

トゥイーターホーンドライバーは、最小化されたエアギャップ、17Ωのボイスコイル、マイラーフィルムの超軽量ダイアフラムを採用している

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