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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第120回】あの銘機が2,980円で復活!? パラゴン風ペーパークラフト「iHorn Paragon」を作ってみた

公開日 2015/03/27 10:10 高橋 敦
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ああー完売かーじゃあ買えないなー残念だなー(棒)

というわけで購入したのがこちら、iPhone用パッシブスピーカーペーパークラフトキット「iHorn Paragon」税込2,980円だ(関連ニュース)。

「iHorn Paragon」¥2,980(税込)

4万7,520円を握りしめてうちの近所の角で昔からずっとおばあちゃんなおばあちゃんがやってる駄菓子屋さんに向かったのだが、「JBLのPARAGONは売り切れだよ。あとビックリマンは1人3個までね」と言われてしまったのでやむなく通販でこちらを購入した。

そんなわけでこちらの「パラゴン」はJBLのPARAGONの形を模したペーパークラフト組み立て式のスピーカースタンドだ。2,980円と「試しに買ってみるか」も現実的なお値段が嬉しい。

また池田工業の開発&製造でセンチュリーが販売する「iHorn」はこの手の製品の草分け的シリーズなので、その代表として試すのに実に適当とも言える。本機もその名の由来である「ホーン形状」を内部に備えており、それによって音を効果的に反響させ、また「左右独立構造」によって音の広がりも生み出す。パッケージ裏面の記載によると「iPhoneの音に厚みと広がりを与えます」というのがその効果だ。

なお大きさは本家ミニチュアモデルの1.5倍にして重さは1/7という大型軽量機となっている。何せ紙なもので。

対応機種としてはiPhone 4〜6 Plusまでとされているが、まあそれらと同じくらいのサイズでスピーカーが同じような位置にあるスマートフォンであれば、保証はないが流用できるかもしれない。

こんなパッケージに…

こんな感じの部品と組み立て説明書が入っている

早速組み立ててみたところ、所要時間はだいたい60分ほどだった。工具も接着剤も必要なく紙を折り曲げて組み合わせていくだけだが、立体的な折り曲げや組み合わせを平面の説明書に落とし込んであるので少しわかりにくい部分はある。しかし「何となく」でおおよそどうにかなるし、接着したりせずに組んでいくだけなのでまちがっていたらやり直せばよいだろう。

で、完成したのがこちら。

iPhoneとの大きさの比率を先ほどの本家JBLと比べてみるとこちらの方が大柄なのがわかる

内部で響かせた音を左右のこのホーン型パーツから放出。ブラックな薄いダンボール紙の表面は木目風のエンボス加工


スタンド部分。スペーサーパーツでiPhoneの4と5、もうひとつのスペーサーで6にフィットとのこと。あとはスペーサーなしで6 Plusにフィットするはず

底面中央の小さな穴はここからスタンド側にまでLightningケーブルを通すためのものとのこと

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