【特別企画】組み合わせレビュー

ラディウスのAndroid直結ポタアン「RK-LCH61」&ハイレゾ視覚化再生アプリ「Ne PLAYER」を使ってみた

山本 敦

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2015年01月22日
昨年は後半からハイレゾ音楽再生に対応するAndroidスマートフォン、タブレットが続々と発売された。ソニーの“ウォークマン”など音楽再生に特化したポータブルプレーヤーはもちろんだが、私たちが日々肌身離さず持ち歩くようになったスマートフォンでもハイレゾが聴けるようになり、より上質な音楽リスニングの機会が広がったことは歓迎したい。今年もハイレゾ対応のスマホ・タブレットの商品数はさらに増えるだろうし、増えて欲しいと思っている。そうすれば、スマホの音楽再生をグレードアップするためのアクセサリー製品が増えて、それらを揃えて環境を整える楽しみが充実するからだ。

ラディウスのUSB直結型ハイレゾ対応DAC内蔵ポタアン「RK-LCH61」

ハイレゾ対応の純正アプリ「Ne PLAYER」

Androidスマホ対応のDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ(ポタアン)は、今年盛り上がりそうな商品カテゴリーの筆頭に挙げたいアイテムの一つだ。スマホやタブレットにイヤホンやヘッドホンをつないでアウトドアで音楽を聴いている時に、ボリュームを最大に上げても十分な音量が得られないことにストレスを感じることはないだろうか。そんなときこそポータブルタイプのヘッドホンアンプの出番だ。

昨今はAndroidにも、USB端子からデジタルオーディオデータを取り出してDACなどの外部機器に送り出せるスマホやタブレットも増えてきた。受け側となる製品も本体にDACとアンプ、バッテリーを内蔵し、Android端末とOTGケーブル、USBケーブルを介してつなぐことでハイレゾ再生が楽しめる製品も増えている。Androidスマホで、さらにスマートにハイレゾ再生を楽しみたいなら、よりコンパクトで取り回しも軽快なUSB直結タイプのDAC内蔵ポタアンがおすすめだ。Android端末に複数のケーブルをつなぐ必要がないし、スマホやタブレットの機動性を損なわないリスニング環境を構築できる。

ラディウスはスマートフォンに直結するタイプのDAC内蔵ポタアンを、他に先駆けて積極的に展開してきたブランドだ。これまでに発売してきた製品には、iOS対応のDAC「AL-LCH11」やDAC内蔵ポタアン「AL-LCH21」がある。先行する製品によって獲得してきたノウハウを熟成させて、このたび完成したAndroid対応のDAC内蔵ポタアンが「RK-LCH61」だ。

しっかりとプラグを接続できる3.5mmミニジャックを採用

側面に設けたボタンにより、接続するスマホやタブレットの音楽再生操作ができる。リモコンとしての使い勝手が良いところも本機の特徴だ

また、同社が開発したハイレゾ対応プレーヤーアプリ「Ne PLAYER」にも注目したい。このアプリのテーマは「ハイレゾの視覚化/リスト化/マネジメント」。使いやすさはもちろん、再生中の音源のサンプリングレート/ビットレートと、どんなサンプリングレート/ビットレートでDACに出力されているのかを一目で分かりやすく確認できるのが、他アプリにはない大きな特徴だ。「RK-LCH61」ユーザーはもちろんのこと、ハイレゾ再生や、外部DACへのUSB出力ができるスマホは限られているが、基本的にAndroid OS 4.1以降のモデルを所有する全てのスマホユーザーが使うことができる(端末ごとの対応機能表はこちら)。

今回は「RK-LCH61」と「Ne PLAYER」を組み合わせ、ハイレゾ対応Androidスマホのサウンドをよりリッチに楽しむ方法を検証してみたい。両者を組み合わせることによって、Androidスマホやタブレットは、音楽再生専用ポータブルプレーヤーの音質に肉薄することができるのだろうか。

ラディウス純正のハイレゾ対応プレーヤーアプリ「Ne PLAYER」

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