【レビュー】「iOS 7」AV機能の進化・変化を総チェック！
公開日 2013/09/19 10:56
高橋 敦
■写真閲覧アプリも大幅刷新
写真をライブラリ的に管理・表示して楽しませてくれる「写真」アプリも、大幅な変更が加えられたアプリのひとつだ。こちらもまずは実際の画面を見ていこう。
iOS 7での「アルバム」表示。iOS 6から大きな変更はないが「ミュージック」アプリと同じくサムネイルが大きめになった
iOS 7でアルバムを選択して表示した状態。これも大きな変更はなくタイル表示
ここまでは大きな変更はない。変更が大きいのはここからだ。画面いちばん下のメニューはiOS 6では「アルバム」「フォトストリーム」「イベント」「撮影地」と並んでいたが、それが「写真」「共有」「アルバム」に変更された。「共有」は「フォトストリーム」を継承するiCloudを使った共有機能だが、全く新しいのは「写真」だ。
iOS 6での「イベント」表示。これは大まかには撮影日ごとに区切られた表示。MacのiPhotoを使えばイベント名も付けられる
iOS 6での「撮影地」表示。写真に埋め込まれたGPS情報を参照して地図上のピンとして表示する
iOS7 では「イベント」「撮影地」表示がなくなって代わりに時系列を中心にした「写真」表示が追加された
年代をタップするとその年代の中でのリスト表示である「コレクション」に移動。さらにリストをタップすると…
より細かな区分の「モーメント」表示になって大きめのサムネイルが表示される。さらにその中の地名部分をタップすると…
その写真の撮影された場所が地図表示される
おおまかに言うと、時系列と位置情報、つまり撮影時間と撮影場所を活用した表示方法が新たに提供されたといったところだ。
いままでとはかなり異なる表示形式であり使い勝手なので、その是非については早々には判断しにくい。いまの時点では使いにくく感じても、それは単に従来の形式への慣れ、新しい形式への不慣れである可能性も高いからだ。ここについては判断を保留しておく。
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