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【特別企画】

ザッツから登場した“長期保存に適した”光ディスク「DVD-R for Archive」の魅力とは?

公開日 2012/10/04 12:22
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■将来へ記録を残す大事な責務 − 光ディスクが本領を発揮する

―― 揚社長は就任以来、アーカイブの意義を切々と訴えていらっしゃいます。

 例えば放送業界ではアーカイブ・ソリューションが永遠のテーマになっています。なかなかソリューションがないのです。光記録メディアは、ドライブなどのハードも一体となったひとつのアーカイブのソリューションであり、技術面からももっと力強くアピールしていくべきであり、また、そうした存在になり得るものだと信じています。

(株)スタート・ラボ 揚 伯裕 氏

民生市場においても、単に「安い」「便利」だけではなく、それぞれのメディアの特性やメリットをきちんと理解していただける商品訴求が必要です。もちろん、われわれメーカーや販売店のメッセージの出し方が決して十分でないとの反省もあります。

光記録メディアは、将来にわたって記録を残していく大切な使命を担っています。しかもそれは、貯められる一方なのですから、われわれにとっては大きなメリットがあります。市場全体は確かに厳しいですが、こうした新しい価値を創造していくことで、ニッチなマーケットかもしれませんが、それを少しでも拡げていきたいと思います。

光ディスクの持っているポテンシャルはもっと大きいし、手を着けられていないところがあることも事実です。クラウド等も脚光を浴びていますが、短絡的にどれが良い・悪いというのではなく、お客様が用途にあわせて、フォーマットを選択できる環境を提供していくことが大切だと思います。

―― こうした中で今回、“長期保存用アーカイブディスク”を謳った「DVD-R for Archive」を発売されました。

 アーカイブ・ビジネスを何とか立ち上げていくことが必要だとの強い意志が社内にありました。また、長年培ってきた日本製の品質に裏打ちされた安全性・信頼性を背景に、「ザッツのブランドで是非、アーカイブ・メディアを出して欲しい」という市場からの大きな期待も受け止めています。

ブラックゴールドのレーベルを採用した1-8倍速「DR-47BGY1PAAR」など全4種類をラインナップ

すでに、「DVD-R for Master」「CD-R for Master」など、太陽誘電製、日本製でしか技術的に実現できないクオリティ領域の商品を持っていますが、高付加価値領域にもっと力を入れていきたい。その市場を拡げられれば、ザッツのポジションをさらに高められることは間違いありません。

「DVD-R for Archive」として、いよいよ市場へ投入するわけですが、世の中に存在する光ディスク系のメディアの中で、最高峰のクオリティを実現した商品になります。そのことを、お客様にきちんと認知していただけるようにアピールしていかなくてはなりません。B to Bはもちろんのこと、B to Cの領域にもまだまだチャンスがある。子供の成長や旅行の思い出など、撮り直すことができない記録がたくさんありますからね。現在、色々なメディアがありますが、光ディスクは、安心・安全に残すことができるひとつのソリューションであることは間違いありません。

製品を手にする揚氏

―― 専用ドライブも一緒にご用意されました。

 記録するドライブや使用・保存する環境が悪いと、持っている力を十分に発揮することができないからです。取り返しがつかない貴重な財産であるコンテンツを、しっかりと保存できる環境を整えるためのトータルソリューションとして、今回はドライブメーカーにもご協力いただき、メディアの特性を引き出し、安定的に記録できる専用ドライブを併せて導入する運びとなりました。

太陽誘電の技術者との間で、時間も相当かけて、やりとりをしながら商品化したものです。ファームウェアも「DVD-R for Archive」へ記録するために最適化されています。併せてディスク検査機も発売します。「たかがDVD、されどDVD」です。現存する中では一番安定した、世界的にも普及したフォーマットであり、ご家庭にも十分普及していますので、使い勝手の面からも安心してお使いいただけます。

―― 幅広い用途での活用ニーズがあり、ポテンシャルはかなり大きいと言えるのではないでしょうか。

 役所や図書館などでの公文書の管理、建設や電設での図面データの保存、さらに、教育機関、医療、金融関係など、本当に幅広い用途が考えられます。マーケットを新たにクリエイトできる商品だと確信しており、これまでの商品とはどこが違うのかを、しっかりと訴求していきたいと思います。国際規格「ISO/IEC 10995」で推定寿命30年以上が実証されましたが、同規格では「30年以上」というところまでしか基準がなく、社内でのエージングテストの測定データでは100年以上という結果も得られており、これ以上のアーカイブ・メディアはありません。


いいものを安くは確かにその通りなのですが、一方には“付加価値”という評価軸があります。日本のものづくり、いわゆる“匠”“極み”といったものがどんどん海外へ流出していく中で、われわれが世界一の商品を持っていることは、本当にありがたいと感じています。商品に込められた熱い思いを、われわれがどのようにメッセージを発信し、お客様にその価値を認めていただけるか。一人でも多くの人に使っていただきたいですね。

―― 今年6月にはレンタルサーバー会社のデータ消失事故もありました。物理的に見える形でアーカイブできる、また、間違って消す心配がない「-R」のメリットも大きいのではないでしょうか。

 販売チャネルも、我々の持っているB to Bの販路には全面展開していきます。当初はドライブも含めた販売を基本に考え、B to Bにフォーカスしていたのですが、一般のお客様からのVOC(Voice of Customer)も数多く頂戴しており、幅広くB to C市場にも展開させていただくことに致しました。強い思い入れ、魂の入った商品ですから、販売も魂を入れて行っていきたいと思います。

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