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1000Xシリーズのトゥルーワイヤレス

<IFA>ソニー、初の完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000X」。ノイズキャンセリングにも対応

2017/08/31 編集部:小野佳希
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ソニーは、ドイツで開催されているIFAにおいて、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン/イヤホン「1000Xシリーズ」を発表した。

「WF-1000X」


ラインナップは新たにaptX HDにも対応するオーバーヘッドホン「WH-1000XM2」、同じくaptX HD対応のネックバンドイヤホン「WI-1000X」、完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000X」の3モデル。本稿では完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000X」(速攻レビュー記事はこちら)についてレポートする。

本体部

ケース

WF-1000Xは、左右の筐体どうしの接続もワイヤレスの完全ワイヤレスイヤホン。欧州では9月に、220ユーロでの発売を予定している。現地スタッフに確認したところ「日本での販売も予定している」とのことだった。

2色のカラーバリエーションを用意

年初に米国で開催されたCESで参考展示されていたモデル(関連ニュース)が正式発表された格好。ブラックとシャンパンゴールドの2色展開となる。

ケース底部にNFCを搭載

ユニットは6mm。ネオジウムマグネットを装備している。再生周波数帯域は20Hz-20kHz。

ノイズキャンセリング機能にも対応している。ソニーでは、左右独立型のノイズキャンセリングイヤホンとして業界最高クラスのNC性能を備えていると説明している。

筐体のLch側とRch側それぞれに物理ボタンを搭載し、楽曲の再生/停止を始めとする各種操作が行える。なお左右イヤホン間の通信はNFMI(Near Field Magnetic Induction)ではなく、Bluetoothを使用している。再生デバイスから片側のイヤホンで音声信号を受け、もう片側分に送る仕組みだ。

充電ケースからイヤホン本体を取り出すだけで自動で電源がオンになることに加え、左右筐体のペアリングも自動で行う。本体のみでの使用時間は3時間で、ケースでの充電を併用することで、合計9時間の再生が行える。

Bluetoothバージョンは4.1で、オーディオコーデックはSBC/AACに対応する。プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応している。

スマホ専用アプリ「Sony | Headphones Connect」に対応。スマホの加速度センサーやGPSでユーザーの行動を検出し、自動的にNCの効果や外音取り込み機能を変える「アダプティブサウンドコントロール」も実現している。

そのほかSiriやGoogle Nowなどペアリングしたスマートフォンの音声アシスタント機能の起動も行える。

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