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2008年08月04日
もっと使える!PS3のHDD − 第3回:HDD上の「おでかけ映像」コレクションを快適に視るには?
BDレコーダーの「BDZ-A70」や「BDZ-X90」などが備える「おでかけ転送」機能と、SCEのゲーム機PLAYSTATION3(PS3)を徹底活用して“ミニマムシアター”を作ろうという企画の3回目レポートをお届けする。前回までに「PS3のHDD増設」、「おでかけ映像のPS3転送」をご紹介してきた。![]() |
新たに320GBのHDDに積み換えたPS3を使って、「おでかけ映像」のミニマムシアターを構築する |
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PS3に保存した映像を選択すればそのまま再生できる。 | 19インチのパソコン用モニターで再生するとこんな感じ。これぐらいなら画質はガマンできるレベルだ。 |
今回はナナオの“FORIS.HD”シリーズから24V型モデルの「DT24ZD1」を選んだ。このこのテレビは1920×1200ドットの液晶パネルを搭載し、24型というサイズながらフルHD対応を実現している。筆者はこれから薄型テレビは20インチクラスの高画質モデルが求められる時代が来ると予想して、各メーカー担当者に会うごとに提案している。ノリのいいメーカーもあれば、ピンと来ていないメーカーもあり反応は様々だ。これまでの薄型テレビ市場は「大画面=高画質」という高度成長期の経済のような拡大路線を歩んできた。しかし、日本の住宅事情を考えれば、「美しい映像は欲しいが、30インチを超えるテレビは置きたくない(または置けない)」と、いう家庭も多いはずだ。薄型テレビが本格的に普及するには、いままで手薄だった、これら「アンダー30インチ」の市場にも、画質にこだわった製品が出てきてしかるべきだと思う。このような筆者の思いを多分に実現している製品がこのFORIS.HD「DT24ZD1」だった。
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画質、音質ともに素晴らしいが、とにかくデカイ。奥行きはCRTの様だ。並の角張ったデザインは好みが別れるところだろう。 | 背面端子が充実する。背面にはHDMI2系統(サイドに1系統、合計3系統)に、パソコン用のD端子も備える。 | バスレフ型を採用するスピーカーには、50mm径のフルレンジユニットが使われている。斜め下方向に向けることで、デスクに反射した音がユーザーに届くような設計となっている。 |
せっかくなのでPS3でBDソフトを再生してDT24ZD1に表示した。映像はエッジが立っており、シャープ。キッチリとした映像が好きな人には向くだろう。ただ筆者としてはよりナチュラルな方が好みと感じた。もっとも、このクラスのテレビとしては申し分のない画質だ。
特筆すべきはサウンド。伊達に“ゴツゴツ”なデザインを採用したわけではなく、ゆとりのあるハウジングを使ったバスレフタイプスピーカーが奏でる音は実に豊かで迫力がある。スピーカーを追加購入しなくても立派なデスクトップシアターが完成する。ちょっとサイズは大きかったが、画質、音質ともに今回の企画にマッチしたテレビだった。ぜひ他社からも24型、27型クラスで、高画質多機能のテレビがもっと数多く出てきて欲しいものだ。余談だが、東芝からUSBフラッシュメモリーに番組録画ができる小型のレグザなんて出てくれば、売れると思うんだが、いかがだろうか。
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おでかけ転送動画をFORIS.HD DT24ZD1で再生し、画面を撮影した。映像の解像感は甘くなってしまう。 | こちらはBDに記録したフルHDの映像をDT24ZD1で再生した画面。解像度は十分。もう少し明るさが欲しいところだろうが、デスクトップで見るなら不満はないだろう | 同じくDT24ZD1の画面。PS3のメニューも見やすい。 |
(レポート:鈴木桂水)
筆者プロフィール
元産業用ロボットメーカーの開発、設計担当を経て、現在はAV機器とパソコン周辺機器を主に扱うフリーライター。テレビ番組表を日夜分析している自称「テレビ番組表アナリスト」でもある。ユーザーの視点と元エンジニアの直感を頼りに、使いこなし系のコラムを得意とする。そのほかAV機器の情報雑誌などで執筆中。
>>鈴木桂水氏のブログはこちら
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