パナソニック、IPS αパネルを搭載しVIERA Linkに対応した32型液晶テレビ

2006年03月08日

「TH-32LX600」
松下電器産業(株)パナソニックマーケティング本部は、IPS αパネルを搭載した32型液晶テレビ「TH-32LX600」を4月15日から発売する。価格はオープンだが30万円前後での販売が予想される。

液晶パネルに、松下電器や東芝、日立などが出資するIPSアルファテクノロジ社製の「IPS αパネル」を搭載。もともと視野角の広さに定評のあるIPSパネルをさらに進化させたもので、斜め上・下45度方向から見た際のコントラスト比の低下率をLX500比で約20%改善したほか、正面から見た際のコントラストも10%以上高めている。パネルの解像度は1,366×768。

本機の高画質化には新液晶パネルと映像処理回路が寄与した

IPS αパネルは従来のIPSからさらに視野角を広げた

IPS αパネルの視野角の高さをアピールするデモ

本機では、液晶テレビが苦手とする深みのある鮮やかな映像表現を実現するため、「クリアピクチャー」技術を搭載した。

クリアピクチャーを構成する技術は数多い。従来からある「ビビッドカラークリエーション」をさらに進化させ、3倍の色空間で色合いと明るさを独立に検出し、赤と青の色再現性を向上させた。また、従来からある1ドット単位での輪郭補正技術「サブピクセルコントローラー」、バックライトの明るさと液晶パネルの開口度をリアルタイムに連動させる「アドバンスト液晶AI」などを引き続き採用した。新開発の「コントラストマネジメント」では、前後の映像との整合を図りながら絵柄ごとの制御を行い、最適なコントラストに調整する。

また、従来から搭載する「クリアフォーカス駆動」を継承。クリアフォーカス駆動は、フレーム間に新規のフレームを生成・補間し、90フレーム/秒で表示する「フレームクリエーション」、フレーム間でバックライトの一部を順次消灯し、残像を低減する「バックライトスキャン」の2つの技術で構成される。

VIERA Linkへの対応、SDカード内の静止画再生、SDカードムービー再生機能、デジタルダブルチューナーや新EPG「インテリジェントテレビ番組ガイド」の搭載、Tナビへの対応、「ビエラ操作ガイド」の搭載、新型リモコンなど、そのほかの主な機能や装備は、別項で紹介したプラズマテレビPX600シリーズと同様。

接続端子はPX600シリーズと比べ一部省略されており、HDMI端子は1系統のみ。HDMIは1080pまでの入力に対応する。

本体の横幅は791mmで、業界最小レベル。音孔が目立たないインビジブルスピーカーを採用し、スクエア&フラットなスタイルを追求したという。スピーカーはパッシブラジエーターを用いたバスレフ方式を採用している。

他社製液晶テレビとの動画解像度の比較も行われた

【問い合わせ先】
松下電器産業(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

(Phile-web編集部)
新着記事を見る
【SPEC】
●サイズ:32V型 ●画素数:水平1,366×垂直768 ●スピーカー:6.5cm×2個(フルレンジ)、4cm 2個(トゥイーター) ●実用最大出力(JEITA):総合20W ●受信チャンネル:VHF、UHF、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル、CATV ●入力端子:HDMI×1、i.Link×2、D4×2、ビデオ×4、S2×3、音声LR×6 ●出力端子:モニター×1、S2モニター×1、音声LR×1、光デジタル×1 ●消費電力:167W(待機時約0.1W) ●年間消費電力量:192kWh/年 ●外形寸法:791W×615H×300Dmm(テレビスタンド含む) ●質量:約21.0kg(テレビスタンド含む)