環境に配慮した素材を使用

<CES>JBL、Auracast対応Bluetoothスピーカー「Go 4」「Clip 5」「Xtreme 4」を海外発表

公開日 2024/01/09 10:50 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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JBLは、現在アメリカ・ラスベガスで開催中のCESに合わせて、Auracastに対応するBluetoothスピーカー「JBL Xtreme 4」「JBL Clip 5」「JBL Go 4」を海外発表した。Xtreme 4は3月発売で349.99ユーロ、Clip5は5月発売で69.99ユーロ、Go 4は4月発売で49.99ユーロとなっている。

JBL Xtreme 4

JBL Clip 5

いずれもIP67に対応する防水・防塵スピーカーとなっており、Bluetooth 5.3とLE audioに対応。またAuracastに対応することで、ブロードキャストされる任意のデバイスの音声を再生することなどができる。

JBL Go 4

Xtreme 4とClip 5は、素材の70%に再生素材(PCR)由来のプラスチックを、Go 4では素材の80%に使用。いずれもスピーカーグリルのファブリックは100%PCRとなっており、環境にも配慮した製品となっている。

Xtreme 4はウーファー2基とドライバー2基、デュアルパッシブラジエーターを搭載。AIのアルゴリズムによりリアルタイプに音声信号を分析し、最適化された出力レベルによりパワフルで歪みの少ないサウンドを実現するとしている。バッテリーも強化され、24時間の連続再生が可能になるとともに、スマートフォン等への充電も可能。バッテリー交換にも対応する。カラーバリエーションは迷彩柄、ブラック、ブルーの3種類。

JBL Xtreme 4使用イメージ

Clip 5は、野外への持ち出しを踏まえて、クリップしやすいようにカラビナを大型化かつ開け閉めしやすい設計に変更。再生時間も約12時間と、前モデルの約10時間より長くなっている。カラーバリエーションは迷彩柄、レッド、パープル、グレイ、ブルー、ブラックの6種類を用意する。

JBL Clip 5の使用イメージ

Go 4は、JBLの中で最も小型のスピーカーとなるが、形状をさらに洗練させ、ストラップも強靭なものに変更するなど、持ち運びしやすいよう再設計されている。サウンドは力強い音質とパンチのある低域再生を実現するとしており、最大7時間の連続再生に対応。カラバリはClip 5と同じ6種類を用意する。

JBL Go 4使用イメージ

ハーマンのコンシューマーオーディオ部門のプレジデント・Carsten Olesen氏も、今回の製品は「環境に配慮した」製品であることを強調。「私たちはJBLのポータブルオーディオのラインナップに自信を持っていますが、今回の3機種はすべてサステナブルな素材から作られています。ユーザー側にも、そういった環境に配慮した製品を求めたい、というマインドが広がってきているように感じています」とコメントしている。

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