スピーカー付属「RCD-N12」も

<IFA>デノン、HDMI ARC対応のネットワークCDレシーバー“CEOL”「N-12」

公開日 2023/09/03 07:00 編集部:平山洸太
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世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2023」がドイツ・ベルリンで開幕。デノンは、IFAに合わせて現地時間の9月1日にオールインワン・ネットワークCDレシーバー “CEOL” 「N-12」を発表した。欧州では10月1日の発売を予定しており、価格は699ユーロだという。

「N-12」

FMラジオ、CDプレーヤー、HEOS Built-inによるストリーミング機能を備えたモデル。HDMI ARCをサポートするため、テレビに接続して利用することも可能だ。スピーカー出力は最大65W×2。

背面端子部

なお、スピーカー「SC-N10」を付属させた「RCD-N12」も799ユーロでラインナップする。アンプにはデジタルイコライザーとプリセットを内蔵しており、SC-N10の特性に最適化した出力が行うことが可能。

スピーカー付属の「RCD-N12」も用意

Wi-Fi、イーサネット、Bluetoothによる接続に対応する。HEOS Built-inにより、「Denon Home」シリーズなどのHEOS対応スピーカーに音声をストリーミングすることが可能。またAirPlay2に加えて、Spotify、TIDAL、Amazon Music HDなどの配信サービスをサポートする。NASからのローカルオーディオファイルの再生も行える。

音声アシスタントをサポートしており、Amazon Alexa、Googleアシスタント、Siriを利用できる。これによって、音声コマンドを利用して、曲の再生をはじめ、音量の調整、曲のスキップ、ソースの選択などが行える。

付属リモコン

本体上面にはスピードダイヤルボタンを装備し、お気に入りのインターネットラジオ局を保存したり、3つのクイック選択ボタンから音量や入力ソースの調整などに対応する。

インターフェースは上記のHDMI ARCのほか、USB端子、有線LAN、光デジタル×2、ラジオ用のアンテナ端子、AUX。サブウーファー出力、ヘッドホン出力も備える。外形寸法は 280×305×108mmで、質量は3.4kgとなる。なお展示されていたものは欧州モデルのため、ラジオはFMおよびDAB+の対応だった。

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