大容量タンクに対応

KLAUDIO、超音波振動式の全自動レコードクリーナー新モデル「CLN-LP200S」

2017/02/08 編集部:川田菜月
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(株)ノアは、同社が取り扱う米KLAUDIOブランドより、超音波振動式オートマチック・レコードクリーナーの新製品「CLN-LP200S」を2月10日から発売する。価格は650,000円(税抜)。

CLN-LP200S

CLN-LP200Sは、200Wという高出力な超音波によりレコードを洗浄できる、12インチLPレコード専用クリーナーで、音溝についた頑固な汚れやホコリの除去が可能。なお、別売のアダプタを使用すれば10インチ/7インチのレコードにも対応する。

本機は、従来モデル「CLN-LP200(関連ニュース)」の機能や性能はそのままに、外付け大容量タンクに対応(19L以上を推奨)し、レコード洗浄時の水位調整が可能になった。

外付け大容量タンクに対応

本体にレコードを挿入するだけで、両面同時に洗浄〜乾燥を自動で行う。全行程においてレコード自体は水以外との接触がなく、安全かつ静電気の発生も防ぐとしている。洗浄と乾燥の時間はそれぞれ1分〜5分(1分刻み)で調整可能。また「洗浄と乾燥」以外にも、「洗浄のみ」、「乾燥のみ」といった工程ごとの設定もできる。

洗浄には蒸留水や工業用精製水を使用。洗剤(薬品)を使用することなく、直接ブラシなどで擦るということもないため、ディスクを守りながら洗浄ができるとのこと。乾燥には内蔵送風機を使用し、温風は使用しない。また、超音波振動子は、最も洗浄効果が出るようディスクに対して垂直に配置されている。

本機は可変式のタンク接続用アタッチメントにより、50mm以上の様々な口径のタンクに対応。別売の外部タンク用ろ過フィルタ「FLT-KIT01(23,000円/税抜)」を使用すると、付属の簡易フィルタよりも更に一定期間きれいに保つ事ができる。オプションとしてろ過フィルタ用交換フィルタコア「FLT-01(2,000円/税抜)も用意。

その他、専用別売オプションとして、LP200S専用サイレンサー「SIL-S2(280,000円/税抜)」を用意する。

LP200S専用サイレンサーも用意する

外形寸法は435W×230H×191Dmm(ハンドル、突起含まず)、質量は14.4kg。

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