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ワーナー系など30,000曲を用意

TIDAL、ハイレゾ相当音質での音楽ストリーミングを開始。MQA 96kHz/24bitにて

編集部:小澤貴信
2017年01月06日
音楽ストリーミングサービスのTIDALは、MQAによるハイレゾ相当音質でストリーミングを行う「TIDAL Masters」のサービスを提供開始した。

TIDAL Mastersの配信楽曲をPC用アプリ上に表示したところ

TIDALはこれまで、最高で44.1kHz/16bit FLACでストリーミングを行っていた。今回始まったTIDAL Mastersでは、MQAによる96kHz/24bit等での配信が行われる。なお、現時点でTIDALを「HiFi」(44.1kHz/16bit FLACで試聴可能。月額19.99ドル/米国の場合)で契約しているユーザーは、このTIDAL Mastersのサービスも追加料金なしで楽しめる。

TIDAL Mastersで楽しめる楽曲数は、現時点で「30,000曲以上」とされている。配信されるのは、ワーナーミュージックグループの作品、TIDALのオーナーを務めるアーティストの作品、主要な独立系レーベルの作品とのことだ。なおMQAの配信クオリティについては、FAQで「1番典型的なものが96kHz/24bit」としている。

TIDAL Mastersのリスニングは、TIDALのPC用試聴アプリで行える。最新版のPC用試聴アプリでは「WHAT'S NEW」のアルバム一覧に、「Masters」の項目が設けられており、MQA 96kHz/24bitで配信されているタイトル一覧を確認することができる。

ざっくりと一覧を見たところでは、Led Zeppelin「Led Zeppelin」やCOLDPLAY「A Head Full Of Dreams」、Fleetwood Mac「Rumours」はじめ、ワーナー系についてはメジャータイトルも多数MQA配信が行われている。

TIDALのPC用アプリの「Setting」の項目からは、「Passthrough MQA」という項目が用意されており、このソフトウェア上でのMQAデコードをオフにして、組み合わせたMQA対応DACの側でデコードを行うこともできるようになっている。

セッティング画面。HiFi/Masterを選択すると、該当曲はハイレゾ相当の音質で試聴できる

「Passthrough MQA」設定も可能。MQA対応DACとの組み合わせも想定されている

MQAは、ハイレゾ相当の音質を確保しつつ、ファイルサイズを大幅に圧縮することができる次世代フォーマット。TIDALのMQAによるハイレゾ相当ストリーミングに取り組んでいることは、2015年1月のCESの時点から明言されていた。今回、これがついに実現したかたちだ。

なお、TIDALは日本ではサービスが開始されていない。

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