価格は60万円前後を予定

ラックスマン、同社初のクリーン電源システム「ES-1200」を今秋発売

2016/07/25 オーディオ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ラックスマンは、同社初のクリーン電源システム「ES-1200」を2016年秋に発売する。価格は税抜60万円前後を予定しているとのこと。

「ES-1200」(写真は試作機のもので、最終製品とは異なる)

昨年創業90周年を迎えた日本の老舗オーディオブランドであるラックスマン。昨年電源タップ「ES-35」を発売し好評を得ているが、電源システムを手がけるのは本機が初となる。

ES-1200は、家庭用AC100Vの電源を新開発のサイン波形差分同期補正回路(シンクロナイズド・デルタ・コレクター・サーキット)により低歪化し、使用するオーディオ機器に最大1200VA(内部損失分含む)までのクリーンな電源電力を供給する。

また、家庭内における様々な電源状況の改善を行うために、入力された電源波形を内部に記録した50kHz/32bit相当のPCMによるデジタル基準波形と比較して、オーディオシステムにとって理想的なサイン波となるよう高精度に補正するという。

超高効率電源回路を搭載することで、20kg程度の軽量サイズの筐体を実現。パナソニック製ホスピタルグレードのACアウトレットを8出力装備する。一定内部温度以上で動作する強制空冷用の静音ファンも備え、出力容量をリアルタイムに視覚化。出力VA表示用の8段階LEDバーメーターも搭載している。

このように、大きな音質向上効果が期待できる「ES-1200」の概要は、本日発売の「ケーブル大全2017」にて、詳しい内容を掲載している。また8月21日発売のオーディオアクセサリー誌には詳細な内容と音質インプレッションを掲載する予定となっている。

「ケーブル大全2017」

本機は秋の各オーディオイベントでも、披露される予定とのこと。今年の大きな話題となるモデルのひとつなので、登場を楽しみにお待ちいただきたい。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE