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6月下旬発売

アキュフェーズ、ボリュームを強化したプリアンプ「C-2850」とフォノイコユニット「AD-2850」

季刊・オーディオアクセサリー編集部
2016年05月24日
アキュフェーズは、プリアンプ「C-2850」を6月下旬より発売する。価格は1,280,000円(税抜)。また、同時にフォノイコライザーユニット「AD-2850」も発売される。価格は220,000円(税抜)。

C-2850は、2011年に発売された「C-2820」の後継機となるプリアンプ。同ブランドの最上位機プリアンプであり、オーディオ銘機賞金賞受賞モデルの「C-3850」で培った技術がふんだんに採用されている。


入力端子はRCA×5、XLR×2。出力端子はRCA×2系統、XLR×2を装備している
C-2820からの大きな変更点は、独自のAAVAボリューム・コントロール部。C-3850同様に最上位ビット用V-I変換アンプを2パラから4パラへと強化。また、I-V変換アンプに低ノイズのオペアンプを採用するとともに抵抗定数に再検討が加えられ、抵抗も低雑音タイプを採用。これらの結果、SN比がC-2820の111dBから112.5dBと、1.5dB改善している。

また発熱箇所を分散させて熱の集中を防ぐことで、信頼性の向上が図られている。ボリュームレベル表示はドットマトリックスLEDから大型7セグメントLEDに変更され、視認性が大幅にアップ。ボリュームセンサー機構は、リモコン操作時のノブ回転用モーターによる振動が筐体へ伝わらないように、筐体からボリュームセンサー機構をフローティングさせ、これまで以上に静寂な動作を実現するという。

片チャンネル2個、計4個搭載されている10,000μFの大容量フィルターコンデンサーは、C-2820用に新たに開発されたものが採用されている。

また、フォノイコライザーユニット装着時に、入力端子AD1とAD2のポジションごとに従来のロードインピーダンスに加えADゲインもメモリーさせておくことができ、スムーズな切り替えができるとのことだ。


AD-2850

「AD-2850」は、AD-2820の後継となるフォノイコライザーユニット。MC用超低雑音トランジスター差動増幅回路とMM用超低雑音FET差動増幅回路を新規設計。最適化されたMC/MM増幅回路により、低雑音、低歪み率を両立しながら、消費電力の低減化を実現したという。

AD-2850はC-2850の背面のスロットに挿入して使用する。C-2820で使用することもできる

RIAA回路は、高精度のイコライザー素子を2個用いた差動型RIAA増幅回路により誤差を打ち消し合い、高精度なRIAA特性を実現している。

入力端子と増幅回路との最短距離接続や、低誘電率、低損失のガラス布フッ素樹脂基材を採用などは、AD-2820から踏襲されている。

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