価格は588,000円

OJI Special、山陽化成50周年記念ヘッドホンアンプ「BDI-DC24B -G L」を5台限定販売

2016/04/26 編集部:杉浦 みな子
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山陽化成(有)は、同社が展開するOJI Specialより、山陽化成の創立50周年を記念したヘッドホンアンプ「BDI-DC24B -G L」を、5台限定の完全受注生産で4月29日より発売する。納期は受注から約1.5ヶ月。価格は588,000円(税抜)。

BDI-DC24B -G L

本体フロント部(上)と背面端子部(下)

記念モデルとして、新技術を投入してスペシャルチューニングを施したというヘッドホンアンプ。具体的な音質傾向としては、ハイエンドヘッドホンとの組み合わせを想定して、クリアーな傾向で音質中低域を充実させ、パワー感を出すチューニングを行っているとのこと。

なお、ベースになっている機種はまだ発表されていない新モデルで、発売前の新製品をアニバーサリーモデルとしてフルオプション構成で先行販売する形になる。なお、通常のベースモデルにオプション設定した場合の参考価格は約712,400円(税抜)。

入力端子は、XLRバランスとRCAアンバランスを搭載。出力端子はアンバランスが6.3mm標準プラグのほか、バランス用にXLR 3pin端子と4pinXLR端子を両方装備している。出力端子部は銀メッキテフロンワイヤー出力結線とすることで、高音質化を図っている。

内部には、高精度計測器に採用されている同社の技術を生かしつつ、パーツの特性を生かす回路設計を投入。パワーアンプ部と入出力を完全DC構成ハイスピードアンプを4台配置する構成としている。アッテネーターには、東京光音電波製の大型シールド付き高音質タイプを4連で配置している。

電源部には左右独立のトロイダルトランス、合計54,400μFのコンデンサーを搭載し、50W×2の出力を確保。電源入力部からはリレー切り替えによる最短経路で前面パネルからコントロールする構成とした。本体フロントの電源ボタンは、電源OFF時にはシックで落ち着いた配色、電源ON時には淡いイルミネーションでロゴが浮かび上がるデザインになっている。

さらに脚部も、インシュレーション機能を高めたHiRIS(High Rigidity Insulater System)インシュレーターシステムを採用し、強靱かつ澄み切ったサウンドの両立を図った。環境に合わせて方式の異なるインシュレータを交換可能で、製品にはピンスパイクと硬質フェルトシートのインシュレーターチップが付属する。なお、製品はインシュレーターチップ無しでも使える。

本機は、4月29日・30日に開催される「春のヘッドフォン祭2016」の会場でも試聴デモが実施される予定となっている。

【問い合わせ先】
山陽化成
TEL/026-257-2381

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  • ジャンルその他
  • ブランドOJI SPECIAL
  • 型番BDI-DC24B -G L
  • 発売日2016年4月29日
  • 価格¥588,000(税抜)