HDTracksなども賛同

米RIAAが制定した「ハイレゾ音源ロゴ」の採用が拡大

2015/11/18 編集部:風間雄介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
米Recording Industry Association of America (RIAA=アメリカレコード協会)は現地時間11月10日、同協会が制定したハイレゾ音源ロゴの採用が拡大していることをアナウンスした。

RIAAが制定したハイレゾ音源ロゴ

このハイレゾ音源ロゴは、RIAAとDigital Entertainment Group(DEG)、CEA(Consumer Electronics Association)が協力し、2015年6月に発表した。

ソニー・ミュージックエンタテインメントやユニバーサルミュージックグループ、ワーナーミュージックグループなどの求めによって作られたもので、米国やカナダ、ヨーロッパのデジタル音楽小売業者で、ハイレゾ録音された音源であることを示すために開発された。

同ロゴを使用するには、ロスレスオーディオであること、CDクオリティを超える品質(48kHz/20bit以上)であることなどが必要となっている。

現在このロゴは、Acoustic Sounds Super HiRez、Blue Coast Music、HDtracks、IsoMike Recordings、ClassicsOnline HD*LL、PonoMusic、ProStudioMastersなどがライセンス契約に同意。自社のサイトなどに使用し始めている。

Acoustic Sounds Super HiRezのCOOであるMarc Sheforgen氏は、「このロゴはハイレゾオーディオとしての資格を明確にする重大なステップだ」とコメント。

HDtracksの創立者であるNorman Chesky氏とDavid Chesky氏も、「RIAAと共に仕事ができることを誇りに思っている。SMEやUMG、WMG、そしてインディーレーベルととともに、真のハイレゾクオリティーミュージックをプロモートしていきたい」と述べている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック