アーク、独Voxativ製品取扱い開始 − スピーカー「Ampeggio Signature」など

公開日 2013/06/20 12:28 ファイル・ウェブ編集部
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(株)アークは、独Voxativ(ヴォクサティヴ)社製品の取り扱いを開始すると発表した。フロアスタンディングスピーカー「Ampeggio Signature」など3製品を6月21日から発売する。詳細は下記の通り。

■「Ampeggio Signature」¥2,047,500(税込・1本)

特殊な筐体形状のバックロードホーン・エンクロージャーを採用した1ウェイ・1スピーカー。理想的な共鳴感度を実現するという特許取得技術「アコースティック・ステルス・テクノロジー」を施した木材を使用している。


Ampeggio Signature
内部には、ユニット単体で100dBの高能率を実現するというネオジウムマグネット採用のフルレンジユニット「AC-3x」を搭載し、低域再生力を高めている。シングルユニット構成を採用し、クロスオーバーネットワークを非搭載とすることで、全帯域のサウンドバランスを向上させたという。また、内部配線には高純度のソリッドコア銅線を使用し、接続ターミナルにも高純度銅材を用いることで音質劣化を抑えている。

周波数特性は38Hz〜20kHzで、インピーダンスは8Ω、能率は101dB/1W/1M。

本体サイズは400W×1,110H×350Dmmで、質量は55kg。カラーはブラックとホワイトの2色をラインナップする。筐体はいずれも、ドイツのピアノメーカーSchimmel社との協業によって13回の塗装が施されたピアノフィニッシュとしている。

■「AC-3x」¥577,500(税込)

上述のAmpeggio Signatureに搭載されている19.5cm径のフルレンジドライバー。ネオジウムマグネットを採用しており、100dBの高能率を実現するという。

AC-3x

周波数特性は20Hz〜20kHzで、能率は100dB/1W/1M mus。インピーダンスは10.5Ωで、コンプレックス・インピーダンスは16Ωとなる。レゾナンス周波数は40Hz。メカニカルQ値は3.31Qms、電気的Q値は0.4Qes、総合Q値は0.36Qts。推薦エアーボリュームは76リッター位となる。

本体サイズは直径20cmで、質量は4.8kg。取付開口寸法は190mm。

■「AC-X2」¥1,312,500(税込)

フィールドコイル式の磁気回路で構成されたドライバーユニット。磁気回路に永久磁石を使用せず、磁性体に電流を流すことで強力な磁気回路を作り出すシステムとしている。これにより、入力信号の変化に対応し、余裕ある再生が可能になるとしている。また、永久磁石の使用時に見られる経年変化も抑えられ、長期にわたって安定した使用ができるメリットもあるという。また、シールドによってエネルギーの漏れを防ぎ、能率をロスしないように工夫した。


AC-X2

AC-X2のトランスアンプ部
周波数特性は20Hz〜20kHzで、能率は108dB max、許容入力は50W。インピーダンスは10.7Ωで、コンプレックス・インピーダンスは16Ωとなる。F0は29.12Hz。メカニカルQは3.1/12Vで、電気的Qは04/12V、Qtsは0.354/12V。推薦容量は148リッター。

本体サイズは195W×166Hで、質量は12kg(トランスアンプ部別)。開口寸法は190mm。

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